昨年暮れ29日の最後の仕事でした。

「イタチが天井を走り回ってるんで、夜中寝れなくてねぇ。」
「はぁ、イタチ・・・ですか。ネズミじゃありませんか?」
「うーん、ネズミかもしれないなぁ。」
「どんな音します。トトトト、という感じですか。それともドドドドと大きな音」
「えーと、ドドドドと言う感じ、かなり音が大きいもの」
「・・・、そうですか。イタチかもしれませんね。では、明日伺います」

いろいろ調べてみると、都市部でも最近イタチの被害が増えてるそうです。

イタチ.jpg

 ウィキペディアより(要約)

イタチ(鼬)はネコ目(食肉類)イタチ科 の哺乳類の総称です。
「イタチ」の語は元来、日本に広く棲息するニホンイタチ Mustela itatsi を特に指す語であり、現在も、形態や生態のよく似た近縁のチョウセンイタチ M.sibirica coreana を含みながら、この狭い意味で用いられることが多い。

イタチ属の動物は、しなやかで細長い胴体に短い四肢をもち、鼻先がとがった顔には丸く小さな耳がある。多くの種が体重2kg以下で、ネコ目(食肉類)の中でも最も小柄なグループである。
イタチ類は、オスに比べメスが極端に小柄であることでも知られ、この傾向は小型の種ほど顕著である。メスの体重は、チョウセンイタチ M.s.coreana ではオスの半分、ニホンイタチではオスの3分の1しかない。
小柄な体格ながら、非常に凶暴な肉食獣であり、小型の齧歯類や鳥類はもとより、自分よりも大きなニワトリやウサギなども単独で殺し、食べてしまう。

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「フェレット」と言う名前で飼われているのもイタチの仲間ですね。

 

 


そのお宅は、最近、雑木林を切り開いて大きなマンションを建築している、すぐそばの一軒家でした。

翌日、伺ってお話を聞くと、何年か前にもあったそうです。
イタチの入ってきそうな穴を全部ふさいで、出てこなくなり、ホッとしていたところ、
マンションの工事が始まって、数日前からまた夜中に走り回りはじめたそうです。

夜眠れないし、もうすぐ正月で孫たちも来るし、なんとかしてほしいとの事でした。

早速、天井裏を見てみました。断熱材が数箇所破られています。イタチですね。
昼間はでてこないところを見ると、まだ残っている近くの雑木林にいるのでしょう。
寒くなって夜中に家に入ってくるのかもしれません。
二階の天井を走りまわるというのですが、屋根に登って見ても二階から侵入する穴が見つかりません。


「蚊取り線香ありますか?」と私
「はぁ? 蚊取り線香? いえ、うちはべープマットなんです」
「じゃ、蚊取り線香を買ってきて、天井裏に、こことここの二箇所。夕方から蚊取り線香焚いてください」
「・・・・」
「イタチは蚊取り線香が苦手です。焚いている間は入ってこないでしょう。正月はたぶんそれでナントカなります。
ただし火に注意してくださいね」
「はぁー、そうなんですか。早速やってみます」
「それでも、また出てくるようでしたら、他の対策をとります。その時はまた、お電話ください」


今日、電話を入れてみました。

「イタチさんはいかがですか。その後。」
「まぁ、おかげさまで。あの、蚊取り線香、良かったみたいです。あれから、ぜんぜん出てきませんもの」
「あー。それはよかったですね。」
「まぁまぁ、わざわざ、ご丁寧に、お電話いただいて。ありがとうございます」


「イタチ蚊取り線香作戦」・・・成功したようです。

ハト・イタチ・ネズミの駆除 ご参照ください。

 

 

※イタチの写真はネットよりお借りしました。ありがとうございます。

 

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