「あのぅ・・・、テレビが壊れたのですが。」
「はぁ、今、そのテレビは、どのような状況ですか。」
「昨日の夜、テレビのスイッチを入れたら、音が急に大きくなって・・・。」
「音が・・・ですか?」
「45ぐらいになったから、電源を切ったのです。もう買い換えたほうがいいかなとも話してるんですが。」
「どれぐらいですか。お買いになって。」
「もう、15年ぐらいでしょうか。」
「よほどのことがないかぎり、テレビが壊れてしまうことはないと思いますが・・・」
そんな電話を受けて、お宅に伺いました。
テレビ本体をを点検したら、テレビに故障はないようです。
リモコンを見てみたら、音量のボタンがプラス「+」の状態のままになってました。
これだと自動的に音量が上がるはずです。
長年使って、リモコンのボタンのスキ間にホコリが詰まっていたのが原因でした。
リモコンの場合、ネジなど使ってないのが多いので、開けるのにちょっとコツがいりますが、
分解掃除をするのが一番です。
分解掃除を終えて、リモコンのボタンを確認して
「ボタンを押してみてください」
とお渡ししました。
「あら、よくなった。 そういえば、最近、ボタンを押してもなかなか動かなかったもんね。」
電気製品の故障の場合、電池切れとか、コンセントが外れていたということがよくあります。
そんな時は電話だけで解決することもあります。
もう長年使っているからと、すぐに買い換える方もいらっしゃいますが、
まだまだ使える場合がほとんどです。