先日、30代の男性から電話がかかってきました。
最近ED(erectile dysfunction、勃起不全症候群)で悩んでいるのだそうです。
『便利屋に相談することかなぁ・・・』
内容は、もちろん紹介できませんが、とても気になって、ネットで情報を集めてみました。
調べてみると、けっこう驚くような実情がわかってきました。
「EDの男性が増えている」 「精子の数が減っている」
・日本人男性の精子数は、フィンランドの男性の精子数の約3分の2しかないなど、調査した欧州4か国・地域
よりも少ないことが、日欧の国際共同研究でわかり、英専門誌と日本医師会誌5月号に発表した。
環境ホルモンが生殖能力にどう影響するか調べるのが目的。精巣がんが増えているデンマークの研究者が提唱し、
日本から聖マリアンナ医大の岩本晃明教授(泌尿器科)らが参加した。神奈川県内の病院を訪れた、
20~44歳の日本人男性324人(平均年齢32.5歳)の精液を採取した。(要約)
読売新聞2006年5月31日
・「精子の数が減少傾向-28年間で6000人調査-慶大」
最近の日本人男性の精子数は、1970年代に比べ一割程度少なくなっていることが、吉村泰典・慶応大医学部
産婦人科教授らによる調査で明らかになった。
慶大に保存されている延べ2万人分を超す健康な男性の精液データのうち、28年間の約6千人について中間集計。
大阪市で開催中の日本受精着床学会で10日午後、発表する。
男性の精子の減少については、欧州を中心に複数のグループが報告しており、内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)
の影響が疑われている。吉村教授は「まだ中間報告の段階」として解釈には慎重だが、
これほどの大規模調査は国内初で環境ホルモン論議に影響を与えそうだ。(要約)
琉球新報1998/07/10夕刊
・「電通サドラー・アンド・ヘネシー」が実施した現代男性のライフスタイル調査で、こんな衝撃的結果が出た。
20代の16%、30代の28.4%が「セックスレス」、20代の27.4%、30代の37.8%が
「勃起機能の低下」を認識しているというのだ。
少子化の時代です。
子供が生まれない、結婚しない、というのはいろんなところに原因があるのだと思いました。
ともあれ、EDというのは、切実なつらい問題ですね。
やっぱり、専門医に診てもらうことが一番だと思います。
バイアグラ(副作用があります)に頼らずとも、回復する場合もあるようです。
そんな中、つい引き込まれて、読みふけってしまったサイトがありました。
「セックスレスの苦しみを癒したい」
http://blog.livedoor.jp/love2affair/archives/50899042.html
管理者の「陽治」さんは病気のため、更新はストップしてますが、今でも多くの人の訪問を受けています。
陽治さんの文章を読むと、男性女性年齢を問わず、多くの人が癒されるだろうと思いました。