昨日、がんばれ!福士加代子 と日記に書いたのですが、新しい事実を発見しました。
福士加代子の本格的なマラソン練習は一ヶ月半で、しかも40キロ走はしていないとか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080126-00000016-nks-spo

30キロ過ぎての彼女の失速の原因がわかりました。

マラソンは30キロ過ぎが勝負と言われています。
いくら実績を積んだ長距離界のエースとは言え、
実際の40キロを走らないで、マラソンに勝つことはできなかったのでしょう。

この記事を事前に読んでいたら、福士の様子をもっと冷静に見ていられたかもしれません。

実は私、36歳からジョギングを始めて、フルマラソンを10回程完走し、
42歳の時に140キロのウルトラマラソンも完走の経験があります。
もちろん一流ランナーとは比較にならない程のゆっくりペースの走りです。

それでもフルマラソン出場の前には40キロ走はやりましたし、
ウルトラマラソンの前も70キロや80キロの練習をこなしました。
実際のレースでは、練習時のスピードでじっくりと走り始め、
後半に落伍していく人たちを少しずつ追い抜いていくのが楽しみでした。

しかし練習不足で参加した二年前の福岡シティマラソンは途中棄権をしてしまいました。

今は、たまに、近くの多々良川の河畔を軽いジョギングで楽しんでいる程度です。


事前の準備なく、いきなり本番では失敗する可能性が大きくなります。
マラソンに限らず、どんな仕事でも、本番を想定した事前の練習やリハーサルは必要です。

以前書いた「段取り七分、仕事三分」という大工仕事の鉄則も同じ意味なのだと思います。

そんなことをあらためて教えてくれた、福士加代子の失速事件でした。

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