わが家に認知症のおばあちゃんがいることは以前のブログに書いた通りです。
「認知症の解決なんかできやしない」
「耐えられなくなったら、病院に送り込んで、あの世にいくのを待つだけ」
以前のブログで、「人間としての尊厳を大切に」などど書いていたのですが・・・
おばあちゃんの対応に、私のこころもゆれ動きます。
「どうも、今の流れはいいとは思えない」
「泥棒」と言われるのは、認知症とわかっていても、やっぱりムカついてしまう」
「言い方が、それらしくあるのでなおさら」
「認知症は人間の尊厳をズタズタにしてしまうものなのだろうか」
・・・そんな風に先日の日記に書いていました。そして次のようにも、
「やることがある。しなければならない。そのことで人が喜ぶ」
「単純なことでいい。何か、それなりにやることを探すことではないだろうか」
「外に出すべきじゃないのか。ディケアに通うことをもう一度再検討してみたほうがいいのでは」
「家の中にいるままでは、何の進展もない。ただ認知症が悪化するだけ」
私も女房も仕事に出てて、おばあちゃんが一人で留守番することが続いていました。
じっと家に一人でいるのは、決していいことではありません。
ますます、泥棒妄想がひどくなるのではないかと心配になってきました
「ディケアの件、やっぱり進めてみようか?」
妻の邦子さんに相談しました。彼女も同じ思いだったようです。
昨日、近くの送り迎えのあるディケアに、
ついに、おばあちゃんが、初めて見学にいきました。
仕事から帰って、話を聞いてみると、けっこう気に入ったようです。
今日その手続きを終えて、明日から、おばあちゃん、ついに「デイケアデビュー」です。
「明日着ていく、セーターがない。買ったばっかりなのに」と相変わらずのおばあちゃん。
・・・ともあれ、、明日ディケアに行くことは楽しみにしているようです。
さて、さて、どうなりますか。