お客様のお困りごとは何でも引き受けます。と前回のブログで書いたのですが、 それでも、やっぱり、したくない仕事もあります。

それは、動物管理センターに持っていくことです。

スズメバチやイタチの駆除等はともかく、犬や猫を動物管理センターに持っていく仕事は 彼らの運命がはっきりしているだけに、あまり気が進みません。

ふり返ってみると、今月は三件の動物関連の依頼がありました。

 

「ベランダに数羽のハトが住み着いているようなのです・・・」

ある事情で、長期留守をしている方からの依頼でした。

そのマンションに行って見ると、ベランダ全部が、見事にハトの巣になっていました。
卵から孵(かえ)ったばかりのヒナが一羽、卵がなんと20個、そして6〜7羽のハト。
ハトのフンだらけです・・・。

マスクをつけて、手袋を二重にして作業開始。・・・袋にいれていきます。
詰め込んで、45リットルのゴミ袋が13個にも。
しかたなく、卵もヒナも袋に入れざるを得ませんでした。

ベランダをキレイにした後、ハトよけネットを張ります。

その間、一旦逃げた親ハトたちが、次々にハトよけネットにぶつかってきました。

彼らハトたちは、ただ自分たちの巣を守ろうとしただけなのでしょうが・・・。

・・・ハトのフンまみれの日でした。

 

「飼い主が、重い病気になって・・・」

少し疲れた電話の声でした。 聞けば、一人住いの飼い主が、重い病気にかかり、長期入院となってしまったそうです。

関東から来られた飼い主のお母様が、犬を目の前にして困り果てている様子です。
「息子の看病に来たのですが・・・、
マンションなので、毎日散歩に連れていかなければなりません」

「なんとか、飼い主を探すことはできませんか?」と私。

 

数日して、また電話がありました。 「・・・やっぱり、お願いします」

しかたなく、三匹をダンボールに入れて、運びました。 動物管理センターでたまに行われている、飼い主探しに当たればいいのですが・・・。


「裏庭に野良猫が子供を産んで・・・」

猫が苦手な依頼主が、気がついたのは最近のこと。 5匹の子猫は、すでに動き回るほどに成長していました。

ブロックを敷いた上に、古い波板を重ねて置いてある、裏の軒下は 雨露がしのげて、野良猫が子を産むのに、最適の環境でした。

「ここを片付けないと、また子猫が増えますよ」と私。 その『猫の家』の撤去から始めました。

片付けながら、隠れていた子猫をダンボール箱の中へ入れていきます。
尻尾をつかむと、噛み付こうとするほど元気でした。
捕まえた子猫は5匹中2匹。残りはどこかへ行ってしまいました。

「家がなくなったから、戻ってこないと思います」

『戻ってくるなよ』と心の中で祈りました。

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