マスコミの世論誘導、・・・イライラしてきた。
(今日は少しムカついているので、いつもの文体を変えて書いています。)
昨日、3月6日、お昼ご飯を食べながら、NHKニュースを見ていた。
連日報道されている、民主党代表、小沢一郎氏の西松建設からの政治献金疑惑。
若い顔に白髪まじりのアナウンサーが、
「関係者から取材したところによると」 「関係者の話によると」・・・という言葉を何度もくりかえしている。
つづく言葉は、・・・「大久保容疑者と西松建設の関係に、また新たな疑惑が出てきました」
『関係者ってナンダ? 誰のことだ!』 。
取調べを受けている大久保被疑者が話している内容を、担当検察がマスコミに発表しているはずはないだろう。 もしそうだとすれば、「検察当局の話によると・・・」としなければならない。
しかしそんなことはありえない。取調べ中の内容は公表できないことになっているのだから・・・。
NHKをはじめとするマスコミは、わけのわからない「関係者」という言葉で、報道している。
KBCやRKBなど民放も、同じようなもの。
『小沢一郎は悪いことをしてるんだな』・・・ニュースをナントナク見ている人たちは、雰囲気的に、思ってしまう。
・・・これを「世論誘導」と言う。
「報道の自由」という言葉があるが、報道の自由が保証されるのは、「真実を報道する」という裏づけがあるからだ。 わけのわからない「関係者」の言うまま、検証もしないで報道するのは、報道の自由も、自立もあったものではない。・・・ったく、そんな仕事をして恥ずかしくないのか。
と、ここまで書いて、ネットで調べてみたら、きっこの日記 や 植草一秀氏の「知られざる真実」に、ちゃんと詳しく書いてあった。 この二人、さすがです。エライ!
自民党(民主党の一部)の議員が口々に、「検察批判などもってのほか、検察の中立性を犯すべきではない」などと言っている様子も報道している。
ふざけたことを言うんじゃない。
検察って、ホントに正義の味方か?
同じように献金を受けている自民党の議員たちの秘書は、なぜ逮捕されないの?
「自民党議員におよぶことはない」・・・って内閣官房副長官が言ったとか言わないとか。
おかしくないか?
世論誘導は今に始まったことではない。
小泉政権の時の「郵政選挙」の時も、マスコミの大合唱によって、多くの国民がだまされてしまった。
田中角栄元首相が逮捕された「ロッキード事件」の時も、マスコミの世論誘導があったのは、もう周知の事実だろう。
911事件が、マスコミの言うとおり、まだアルカイダのしわざだと思っている人、もう少数派じゃないの。
マスコミによる世論誘導の歴史は、多くのドイツ国民がだまされたナチスドイツの頃から始まっている。
もう多くの人たちが、気づき始めている。
この便利屋の私でさえ、気づいているのだから。
権力を持つ人間に尻尾をふるやつらを見ると、ヘドがでる。
世の中を混乱させるのは、もう、いいかげんにしろ、と言いたい。
とにかく、マスコミの報道をそのまま鵜呑みにしていたら、バカになってしまうばい。
今日は世論誘導のお話でした。