今日はちょっと、哲学のお話。

先日、「中央区の今泉から赤坂まで荷物を運んでほしいのですが」という依頼がありました。 新しくお店を出すということです。荷物は商品の器や本などでした。

積み込んで、車中依頼主との会話です。

「お店の名前は、なんと言うのですか」

「フーコーです」

「フーコーってどこかで聞いたことあるなぁ。えーっと画家じゃ?」

「哲学者です。フランスのミシェル・フーコー。」

「あ〜そうそう、哲学者」

「よくご存知ですね。お店の名前でそんな反応がある方はほとんどいないですから。実際には『風向』と漢字を当ててるんです。」

「実は先週、大澤真幸(おおさわまさち)さんの本を読んでましてね・・・」

「えー、大澤さんご存知なんですか! 大学の先輩です」

「え〜と、京都大学?」

「ええ、私も何度か読んでいるんですが、なかなか難しくて・・・・」

「『資本主義のパラドックス』を薦められて読んでるんですが、確かに難しいですねぇ。でもおもしろい」

車の中でちょっとした哲学談義でした。


哲学など興味もなかった私ですが、フーコーが紹介したヴェラスケスの「ラス・メニーナス」という絵を、半田公宣さんのブログ(cave syndrome)で取り上げていて、大澤真幸さんの解説を参考にしていたということで、ちょっと読んで見る気になったのです。

おもしろいですね。偶然というか、シンクロニシティというか。

哲学好きの若い夫婦がオープンするお店。お店の名前は『工藝 風向』。

オープン時のテーマは、沖縄読谷村の器「やちむん」だそうです。

  ⇒ 工藝 風向

場所は、福岡市中央区赤坂2丁目6-27、コーヒー通に昔から人気のお店「美美」の隣に5月1日オープン。

福岡市美術館の帰りにでも寄ってみてはいかが?

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