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★便利屋つれづれ日記★ vol.24
メインコンテンツ「散らかり過ぎた部屋」
2011年3月7日発行
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福岡ホームサービスホームページ http://www.f-homeservice.jp/
著者へのメール minoru88@s7.dion.ne.jp
昨日、仕事も兼ねて、新装オープンした博多駅ビルに行ってきま
した。日本最大級のビルとか、雨ながら、ものすごい人の数です。
喧騒はあまり好きな方ではないのですが、それでもけっこう楽し
むことができました。
東急ハンズはいいですね。仕事柄よく行く地元のDIYの店に比べた
ら品揃え方がちょっと違います。洗練された感じです。今度またじ
っくり見てみたいと思いました。
2時間ほど見て回って、天神に移動しました。人通りは少ないだ
ろうと思いきや、けっこうな人出です。かえっていつもの日曜より
多いくらいでした。
博多の街は今まで天神地区中心だった感があったのですが、博多
駅が台頭してさらに活気のある街になってきたようです。
情報収集は便利屋として働くために大切な要素です。楽しみなが
ら、時間があれば、また流れの変わった街を歩いてみるつもりです。
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散らかりすぎた部屋
■一ヶ月で三件
ここ一ヶ月で、いわゆる「散らかりすぎた部屋」の掃除を3件ほ
どさせていただきました。いわゆるゴミ屋敷です。
このような依頼は年に数件あります。ある意味、便利屋にしかで
きない分野なのかもしれません。
今回は三件とも若い男性からでした。
「自分の部屋が自分で片付けられない」・・・男であれば、ある意
味わかるようなところがあります。
あまりに散らかり過ぎて、本も脱いだ服も山のようになって、も
う自分ではどうしようもなくなる限界があるようです。・・・その
ような時は思い切って他人の力を借りるほうがいいきっかけになる
のかもしれません。
■ゴミの仕分けから
まずはゴミの仕分けからです。洋服類、空き缶、ペットボトル、
プラスチック類、分けながらどんどん袋に入れていくことから始
めます。
こちらとしてはもう慣れてきましたので、おおむね「何を捨て
て、何を捨ててはいけない」というのがわかります。
スタッフにも指示しながら、まずはこの作業に専念します。袋
の数が30から40。そうして、やっと床面が見えてきます。
■共通すること
住人は片付けるという気持ちはあるのです。その証拠にどの部
屋からも、まだ使っていない福岡市指定のゴミ袋がたくさんでて
きます。こちらでゴミ袋を用意しなくてもいいくらいです。
共通するのはまず本、漫画本を含む大量の本です。「これは捨
てないでください」と言われます。しかたなく一箇所にまとめて
おきます。
散らばった大量の衣類も種類ごとに袋に入れておきます。
もうひとつ気になったのは、大量の薬です。病院からもらって
きた薬の袋がいっぱいです。薬きらいの私は、片付けながらいつ
も思います。
『薬に頼る生活はやめたほうがいいんだけどなぁ』と。
■こだわりのモノ
最後は依頼者が、びっくりするほどきれいに整理をします。サー
ビスで、壊れたドアや家具を修理することもあります。
「ありがとうございました」という言葉をよくいただくのですが。
一人の依頼者から連絡がありました。
「あの~、灰皿がないんですが・・・」
「え? 汚なかったので捨てましたよ。」
「あれは大切な友人からもらったものなんです。」
「・・・わかりました。探してみます」
幸い、倉庫に置いたままのゴミ袋を開けてみたら、出てきました。
「ありました!送りますね。」
「あ~、ありがとうございます。」
こだわりのモノ・・・それはやっぱり本人しかわからないモノの
ようです。
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