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★便利屋つれづれ日記★ vol.45
メインコンテンツ:おんぶする
2012年3月7日発行
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福岡ホームサービスホームページ http://www.f-homeservice.jp/
著者へのメール minoru88@s7.dion.ne.jp
福岡は日曜日から雨が降ったり、曇りだったり、そんな日がずーっ
と続いています。
‘なたね梅雨’と言うのでしょうか。また明日から寒くなるそうです。
晴れた日が恋しいですね。
久しぶりの便利屋つれづれ日記の更新です。
今の時期、天候にも影響されるのでしょうか。少し仕事の間も空い
ています。
引越しや不用品処分の仕事は来週以降に入っていて、月末はもうお
花見準備の依頼が2件。3月は後半から忙しくなりそうです。
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■「あのう・・・、3階なんですが」
「二人でお願いします」との依頼でした。
「すみません。お金がなくて・・・」二人で行くには、予算不足で
した。
「わかりました。私一人で行きましょう」
若い女性が実家から離れて、一人でマンションに引越しです。
冷蔵庫と洗濯機、机、照明器具、衣装ケースが三つ、他に段ボール
箱が10個。
荷物を軽トラに乗せて、引越し先にいく途中
「あのう・・・、3階なんですが、だいじょうぶですか?」
「エレベータあるんでしょ?」
「いえ、そのマンション3階建てで、・・・ないんです」
「え? ・・・まぁ、なんとか、なるでしょう。」
冷蔵庫以外の荷物はすべて運びあげた後、さぁ、冷蔵庫です。
ロープを取り出し、冷蔵庫に結びつけて、背負って階段を登れるよう
にしました。
一度かついだら、途中で降ろすことはできません。ゆっくりと登って
いきます。
部屋のドアを開けてもらって、所定の位置に腰を下ろしながら静かに
セットすることができました。
寒い日でしたが、額に汗をかいていました。
■「だいじょうぶ。合気道二段だから」
「二階まで、人を上げほしいのですが」若い女性の声でした。
「夕方しか行けませんが、いいですか?」「はい、けっこうです。」
夕方6時30分頃、指定された団地に行くと、介護サービスの車がと
まっていました。職員は二人。若い男性と女性です。
おばあちゃんが、ゆっくりと車椅子に座ろうとするところでした。
階段の前まで車椅子で移動して、
「さぁ、おんぶしますよ~。」と車椅子の前にしゃがみます。
ちょっと不安そうにおばあちゃんが「だいじょうぶですか?」
「だいじょうぶ。合気道二段だから。」
二人の職員に助けられて、何とか立ち上がったおばあちゃんは私の
背中に体をあずけました。
ちょっと太めで60キロぐらいはあったでしょうか。
階段をあがって、二階の部屋の椅子に下ろしました。
帰りに、若い男性職員に「あなたでもできたんじゃない?」と聞く
と、
「いや、・・・自信ありません。」
おんぶ・・・、まだしたことない、かもしれません。
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昨日、地方の放送局ですが、RKBテレビの「今日感テレビ」に出
演しました。
と言っても、私がしゃべったのは20秒ぐらいでしょうか。シェア
ハウスが福岡にも広まりつつある、ということで「シェアハウス香椎」
を紹介してくれました。
撮影に来たのは、もう一ヶ月も前のことでしたが、2時間以上かけ
て撮ったにもかかわらず、オンエアは数分でした。
そんなものでしょうね。でもおかげで、ホームページへのアクセス
が3倍ほどになりました。
シェアハウス香椎→http://www.f-sharehouse.jp/
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