●お風呂のドア、ゴムのパッキンのカビは取れない
「有馬さん。お風呂のドアのパッキン、取り替えられないかしら? カビキラーで掃除しても取れないのよね」
先日、そんな相談を受けました。
よく、お風呂全体の掃除を依頼されることがありますが、ゴムのパッキンについたカビの除去は出来ません。せいぜい、黒いカビが少し薄くなる程度。
ドアをそっくり取り替えると、かなり多額の費用がかかります。
『じゃあ、パッキンだけ替えることはできないか』・・・誰でもそう考えますよね。
しかし・・・、その仕事を実際に引き受けてくれる人は、なかなか見つかりません。
やり方を見つけてみることにしました。
こんな時に、ありがたいのは、やっぱり、インターネットです。
いろいろ探して・・・、わかったのは次のこと。
●グレチャン
ガラス面とドア枠のすき間に詰めてあるゴム製のパッキン・・・正式には「グレージングチャンネル」といいます。通称、「グレチャン」
一部のガラス屋さんが、この仕事をしていることがわかりました。
楽天ショップで、あるガラス屋さんが、この「グレチャン」を販売しているのを見つけました。
TOTOなどメーカーよってサイズや種類が違うので、慎重な確認が必要です。
発注して1週間後、やっと届いた「グレチャン」。
早速、依頼者のマンションに伺って、ドアだけを外して、作業場に持ち込みました。
慎重にアルミのドアを分解していきます。
・・・『ふむふむ、なるほど』 仕組みがわかりました。
試行錯誤しながら、約2時間ほどの作業で取替え完了。
初めてでしたので、ちょっと時間がかかりました。次回はもっと短時間でできるでしょう。
作業前
作業後
これで、また、便利屋の仕事レパートリーが増えました。