メルマガ 便利屋9年目

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★便利屋つれづれ日記★ vol.57

 

 

メインコンテンツ:「便利屋9年目」

 

 

2015年10月27日発行

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前回発行したのが、2014年の12月。もうやがて1年になりそうです。

 

たとえ間が開いても、あきらめない、やめない。というのが継続のコ

ツです。(笑)

 

ホームページの更新もその意欲が大幅減少しています。しかぁ~し。

 

私はあきらめません。継続は金、、、、です。

 

そんな言葉もむなしく響く、、久しぶりの発行です。

 

時の経過の早いこと。

 

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ホームページの更新もまったくやっておらず、

 

「今、いったい便利屋やってんの?」

 

と言われそうです。

 

すみません。  

 

「やっております。」

 

けっこう忙しいのです。

 

 

■「宣伝は、いっさい、やっていません。」

 

ここ数カ月、まったく更新していないホームページ。それでも、業者

さんから、電話がよく、いや、しょっちゅうかかります。

 

「社長さんでいらっしゃいますか? ○○の○○と申します。今度

新しく○○のシステムをはじめまして、ホームページが多くの方に見て

いただける、、、、、。」

 

「すみません。あのう、うちでは今宣伝は、いっさいやっていません。」

 

「えっ?」

 

「これ以上仕事の依頼があっても、受けられませんので」

 

「・・・、そうですか。」

 

最近、こんな電話の対応のくり返しです。

 

便利屋を始めた頃、仕事がなくて、チラシを手作りして、毎日せっせ

せっせと配っていた頃が、ずいぶん懐かしく感じます。

 

■狭くなった営業範囲

 

私がお世話になった便利屋の開祖ともいうべき、右近勝吉さん。彼の

営業範囲は東京中野区の3町内だけ、という話を聞いたとき

 

「え~! まさかぁ」と思いました。

 

右近さんは、3町内だけで年間数千万の売り上げをしているのです。

 

私も便利屋9年目を迎えて、福岡市の東区だけで9割です。

 

便利屋さんは仕事が安定してくると、営業範囲は確かに狭くなるよう

です。

 

仕事現場が近いと、交通費もかからないし、時間も短縮されるし、い

いことばかりです。

 

■安請け合いは禁物

 

仕事は何でもそうだと思うのですが、安請け合いは禁物です。

 

「他よりも安く」という方針をとってしまうと、その分だけ仕事の数

を増やさなければなりません。

 

次の仕事、次の仕事と、忙しくなり、目の前のお客様への対応がおろ

そかになります。

 

それよりも、適正な価格で、依頼された仕事を確実にこなして、お客

さまに満足していただくことの方が大切です。

 

そのことで、また次もまた仕事の依頼が来ます。お得意様はそれで増

えていくものだと思います。

 

■ヨガをはじめて

 

先日64歳の誕生日を迎えて、多くの方からお祝いのメッセージをい

ただきました。ありがとうございます。

 

18日、シェアハウスでパーティの翌日は娘からディナーをおごって

もらいました。ありがたいことです。

 

この歳になって、体力の維持も大切と思い、昨年からヨガを始めてい

ます。今年で2年目。

 

週一回のヨガですが、みごとに肩こりと腰痛が消えました。ヨガのお

かげで体調もずいぶんと良くなった気がします。

 

■お客様の笑顔こそ

 

今は依頼を受けた一つ一つの仕事を大切に、お客様に満足して完了さ

せていくこと第一と思って、日々の仕事をさせていただいています。

 

「ありがとうございます」と笑顔で喜んでいただけると、ほんとうに

うれしいものです。

 

そんなことを大切にしながら、便利屋家業を今後も、体力の続くかぎ

り、やっていきたいと考えています。

 

ありがとうございます。

 

10か月ぶりのメルマガでした。

 

 

 

 

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メルマガNO.57「お得意様」こそ           2014年12月31日発行

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★便利屋つれづれ日記★ vol.57

 

 

メインコンテンツ:「お得意様こそ」

 

 

2014年12月31日発行

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2014年12月31日、大晦日。今年も今日で終わりです。

 

おとといは、シェアハウスの男性メンバー2人と一緒に、「門松」作

りに挑戦してみました。

 

シェアハウスの裏山に登って、青竹を切り万両を調達。なかなかの出

来です。

(写真はホームページブログをご覧下さい)

 

さて、大晦日になって、なんと今年三回目のメルマガです。しぼんで

しまったブログ更新の意欲。それを何とか振り絞って書いてます。

 

風前の灯ですが、頑張ります。

 

 

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■便利屋を続ける■

 

私は便利屋を始めて8年。来年、9年目を迎えます。

 

便利屋は誰でも始められる仕事です。資格も特に必要でもなく、自分で

「便利屋」です。と言えば、そこから便利屋が始まります。

 

しかし、現実には便利屋をはじめて長く続けることができる人は少ない

ようです。

 

「便利屋をやりたいので修行をさせてください」

「いろいろ教えてください」という人が増えてきました。

 

そんな方たちのために今日はちょっと書いてみます。

 

■チラシ配りを始める

 

8年前、軽トラックと最小限の工具を買って、便利屋のチラシを作って

近所の一軒一軒を回りながら、手渡ししたりポスティングしたりを毎日

くり返していました。

 

「便利屋で~す。何かお困りのことがあれば何でも解決いたします。」

ピンポンを押しながら、チラシを入れるのですが、

「いらないわよ!」

と冷たくあしらわれることの繰り返しでした。

 

それでもめげずに、毎日毎日1000軒~2000件続けてました。

 

ある日。

 

「あら、ちょうどよかったわ。網戸張り替えてくれる?」

 

一人ぐらしの高齢の女性でした。網戸を張り替える様子をじっと見て、

信用してもらったのか、壁の修理や床の張替えなど、次々に仕事をいた

だくようになりました。

 

忘れられないお客様の一人です。

 

その方も昨年亡くなって、今その家は壊されて新築の家が建っています。

 

■便利屋の副業?

 

便利屋を始めてもすぐに生活が成り立つように仕事が入ってくるわけで

はありません。

 

だからと言って、どこかの会社のアルバイトに精を出しているとチラシ

配りもできなくなって、相変わらず仕事が増えないままで推移すること

になります。

 

「便利屋だけでやっていくぞ」という覚悟は、必要です。

 

インターネットでホームページの作成は必要条件。チラシよりもその効

効果は数倍はあります。

 

振り返ってみるとチラシを配り続け、ホームページの更新を続けた2年

目頃から、やっと便利屋として生活できるようになった気がします。

 

■お客様からの信用こそ

 

まずは精一杯誠心誠意仕事をすること。

 

どんな仕事でも当たり前のことですが、見積もりをきちんとして、お客

様がいつでも見ていることを真剣に意識しながら、仕事をやることです。

 

自分でできない仕事はムリをせず、その道のプロに頼んで一緒に作業し

ます。

 

「この人はちゃんと仕事をする人だ」

 

一度お客様に信用してもらったら、便利屋ですから、仕事の依頼が続く

ことがほとんどです。

 

そのお客様から紹介もあったりして、仕事が少しずつ増えていきます。

 

■今年最後の仕事3件

 

今年最後の仕事の日、70歳代の○○さんから電話です。

 

「この前お願いした○○です。洗濯機の水道の蛇口の水漏れがしてね

他にもいろいろ修理してもらいたい事が、、、」

 

早速伺って、パッキンの交換をし、掃除の際に外れてしまった電球の傘

の調整をし、シャワーの詰まりの掃除をしてきました。

 

 

もう一件、「照明器具が点かないの。見てもらえませんか?」先月ドア

の修理をした○○さんです。

 

「これはグロー球がダメになってますね。取り替えたら点きますよ。と

なりの電気屋で買ってきたらいいですよ」

 

 

 

箱崎の歯医者さんです。もう10回ぐらい仕事をしています。

 

「有馬さん。ウォシュレットの交換もできます?」

「もちろん、やってますよ」

「じゃ来年また電話しますので、よろしく」

「はい。わかりました。また来年お電話ください」

 

そんなことで今年最後の日の仕事が終わりました。

 

■お得意様こそ

 

今ではチラシを配る暇もありませんし、ホームページの更新もご覧のよ

うにずいぶんと間が空いてしまうことがほとんどです。

 

仕事を成功させるポイントは「お得意様」をどれだけたくさん作るか、

だと、つくづく思う今日この頃です。

 

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今年は多くの方にお仕事をいただき、シェアハウスも順調に推移して、

お陰様で、無事に終わることができます。

 

 

みなさま、来年もいい年になりますように。

 

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メルマガ56号 それ。便利屋じゃねぇだろ                  2014年6月19日

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★便利屋つれづれ日記★ vol.56


メインコンテンツ:「それ。便利屋じゃねぇだろ」


2014年6月19日発行
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■ 先日、「ドアノブが2か所壊れたのですが、修理できますか?」と
電話を受け、「はい。いいですよ。」と応えて、翌日約束の時間に伺
いました。

 修理は1時間ぐらいで終了。

 その依頼者が次のような話をしてくれました。

「実は、できるだけ近くの便利屋さんを探して、電話したのです。そ
したら、『ドアノブに関しては、あまり得意ではないので、直せない
かもしれません。』と断られてしまって。東区からわざわざ来てもら
って助かりました」

 便利屋は何でも屋です。

 できることをできないことを分けて便利屋の看板を出している人が
いるのには、困ったものです。 

 「パソコン便利屋」という看板を見ます。・・・それはパソコン修
理屋さんです。

■「困ったことを解決すること」が便利屋の仕事。

 生活の中で「困ったな。これどうしたらいいの?」と思うことはた
くさんあります。そして「どこに頼んだらいいの」と思うことも。

 便利屋はそのためにあるのだと思っています。


 便利屋を始めた頃、やったことのない依頼をいろいろ受けます。

 「洗濯機の分解洗浄をしてください」「はい、わかりました」と
応えて、近くの電気屋に頼んで、教えてもらいながら一緒にやりま
した。

 「トイレの便器が割れてしまって」・・設備屋さんにいろいろ教
えてもらって取り換え工事しました。

 「この松の木の芽摘みしてもらえます」・・植木屋の知り合いを
呼んで教えてもらいました。

 その道のプロは近所を探せばけっこういるものです。

 ネットを開けば、プロ用の修理(作業)手順書など、いくらでも
見つけることができます。

 実地訓練ですから、すぐに体で覚えることができます。

■日頃から勉強を

 暇があれば、DIYショップに行きます。掃除や草刈や水道電気修理
に使うさまざまな道具類、機械や部品を見るのが楽しみです。

 料理のテレビ番組では次の料理のヒントをいただきます。

 建築中の家があれば、その作業をしばらく見たり、大工さんに話か
けたりします。

 どんな依頼がくるかわからない便利屋にとって、日頃の勉強は欠か
せないものだと思っています。

■できない仕事もあります
 
 どのような依頼でも、基本的に依頼をこちらからお断りすることは
ありません。私はそれが便利屋だと思っています。

 しかし、犯罪にからんだり、法律に触れることはしません。

 ここは大切なことです。

 初めての依頼で、作業の割に変に報酬が高いものは要注意。

 当初やっていたテレビやラジオの録画録音、これは著作権法違反と
いうことがわかってやめました。

■8年目を迎えて

 毎年2回庭木の剪定の依頼を受けているお宅があります。そこには
5本の松の木があります。

 最初はまったくわからなかった松の芽摘みですが、プロの植木屋と
一緒に作業を続けてきて、中堅の植木屋さんのレベルには達したので
は、と自分で思っています。

 さらにおもしろいのは、断らないことを続けてきたら、プロの自営
業者のネットワークが結果的にできてきたことです。

 電気屋、植木屋、不動産屋、大工、設備屋、中国語の専門家、内装
屋、掃除屋・・・いざとなったら、仕事を助けてくれるプロが25人
を超えるようになりました。

 そんなネットワークも大切にしながら、便利屋を楽しみながら続け
ていきたいと思います。
 
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メル!マガ55号「空白の1年」

★便利屋つれづれ日記★ vol.55

メインコンテンツ:「空白の一年間でした」

2014年5月1日発行

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 このメルマガ、前回発行したのが2013年の4月4日。
なんと! なんと! 1年以上もの間が空いてしまいました。
 「メルマガどうしたの?」という連絡を昨年ある読者からいただいて、そろ
そろ復活しなければなぁと思って、思いながら、、、
とうとう、4月を過ぎ、5月になってしまいました。  申し訳ございません。

 便利屋とシェアハウス管理の仕事が増えたこと。さらには福岡ヌーソロジ
ー研究会の世話役を始めたこと。去年は数学の勉強会。シェアハウスに
様々なお客さんが増えてきたこと。

理由を挙げればいくらでもあるのですが、一番のポイントは更新する意欲の
問題かもしれません。


 先日娘を会社に送っていく途中の車中会話


「最近ブログ更新しとらんねぇ」
「うん。」
「何で?」
「いや。・・・何というか」
「飽きたっちゃろ。飽きっぽいけんね。あんたは」
「・・・そうねぇ」
「仕事やる気あると?」
「そりゃ、あるくさ。お得意さんも増えたし・・・」
「お得意さんがいつも仕事くれるわけじゃないとよ」
「・・・まぁ、そりゃ、そうだけど」
「更新してないブログを見たら、やる気がない、仕事してないって思われるとよ」
「そうかなぁ」
「あたりまえくさ。いいけん、とにかく更新し!」
「・・・、わかった」
ということで、5月1日 今日は仕事が入ってないので更新することしました。


******************************* 

 便利屋を始めて、今年で8年目を迎えます。


私は高校を卒業してから、ほぼ7年ごとに仕事環境を変えてきました。


 高校卒業後7年で大学を卒業。その次の7年はロイヤル株式会社、そして、
進学塾の経営7年、教えないらくだの塾7年、㈱梅の花に7年勤務、
そして若干の紆余曲折があって便利屋7年。


 この流れで行くと、さて次は?などと考えていましたが、
ご存じのように便利屋という仕事は多岐にわたり、日々新しいことへの挑戦です。


 便利屋の仕事の一環でスタートしたシェアハウス香椎で面白い動きが始まった
のが去年です。facebookやツイッターを始めて、情報発信の形も変わってきました。


 そのような意味で、便利屋「第二期」に入ったのかもしれません。今日はそんな思い
を綴ってみます。

 

 ■情報発信の大切さ


 メルマガ発行の当初の目的は、もちろん仕事を増やすめ、営業でした。
 まずは、「自分自身を売る」ことを考えました。仕事を依頼する場合、
どのような人なのかは誰でも気になるところです。


 自分の顔写真を含めて、できるだけ、ありのままの私を書くことにしました。
 ホームページをじっくり読んで、仕事を依頼していただく方がいます。
その方は、もう顧客になっている場合が多いようです。


 普段の仕事の様子を語り、どのように取り組んでいるかを情報発信することは
結果的に顧客獲得の大切な要素になりました。


 情報の発信は仕事に対する自分自身の考え方を整理するいい機会になります。
 考え方を整理することは、人間有馬稔としての、自分自身の生き方を整理する
ことになります。文字にして、自分との対話が生まれます。
 そこで新たな発想も生まれてくることになりました。


■アクセス数激減ですが


 この一年間ほとんど更新をしていないため 200~250あったアクセス数が、
今100~150という状態。ブログ村のランキングも欄外です。


 ただ売上は前の年と変わりません。


 7年間便利屋を続けてきて、いわゆるお得意様が増えてきたおかげで、
ネットを介さない仕事の依頼が増えてきたのも事実です。
 昨年の依頼を見直してみると、お得意様の割合が7割近くになっています。


 仕事としてはおかげさまで、安定してきたのかも知れません。
 「近所の便利屋」という当初の思い通りになってきました。


 元祖便利屋である右近勝吉さんは、自宅周辺の2町内だけで仕事をしています。 


■シェアハウス香椎


 便利屋の仕事の一環でスタートしたシェアハウスが今年3年目を迎えます。
 先日は「HKT48のおでかけ」というテレビ番組で紹介されました。


 なんとHKT48のメンバーが10人も来てシェアハウス香椎を紹介するという番組。
YouTubeにアップされています。
 HKTおでかけ #61の2/2
(すみません。ただいま非公開です。そのうち公開になると思います)


 7部屋ある個室は満室、
ゲストルームは数日から一か月ぐらいの短期滞在者の利用が増えています。
今年の1月2月はドイツのゲルトが滞在していました。


 コミュニティルームの活用が次第に増えて、今年のイベントはすでに10回を数えました。
今年は今からますます、増えていきそうです。


■更新続けていきます。
ということで、福岡ホームサービス、仕事はしておりますので、ご心配なく。
 今後ぼちぼちと更新してまいります。よろしくお付き合いください。

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メルマガ54号「ミッションコンプリート」           2013年4月4日

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★便利屋つれづれ日記★ vol.54


メインコンテンツ:「ミッション・コンプリート」


2013年4月4日発行
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 サクラが散ってピンクの「じゅうたん」ができています。

 今年は開花が早く、福岡城さくら祭りも開催時期を一週間早めて、
三月末で終了となりました。花見宴会設営の仕事も今年は3月28日
で終りでした。

 引越しや引越しに伴う不用品の回収、花見の仕事の連続で、3月が
あっという間に過ぎてしまいました。

 気がついたら、もう4月。

 イタチやハトの駆除の依頼がもう入ってきています。

 今年は早め早めに推移している気がします。

 体調は十分、今年も仕事頑張って行きましょう。

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ミッション・コンプリート

では今回は今年に入って、記憶に残る仕事をいくつか紹介します。

■最短記録、1分

 「洗濯機を水道につないでるんですが、どうやっても水が漏れてし
まって・・・」

 「あのう、そんなに難しいことではないと思うのですが、どんな状
況でしょうか?」

 「ドライバーを使って、ネジを締めてるんですが、もう2時間やっ
てるんです・・・」

 「・・・わかりました。じゃ、とにかく伺いましょう」

 車で20分。到着して見たら、原因がすぐわかりました。蛇口に取
り付ける「給水継手」を付ける必要のない蛇口に取付けていたのです。

 継手を外して、カチッとはめて、1分で作業完了でした。

 「えー! それだけでよかったんですか!」

 電話でキチンと説明できたら、よかったな思いました。

■イタチじゃなかった

 3月中旬、「イタチが天井をウロウロしています。」との電話。

 早速、伺いました。確かに、イタチの匂いがします。

 イタチは嗅覚が敏感です。イタチに嫌な匂いの薬を撒きます。あ
わせて、蚊取り線香も。

 何度かその匂いを嗅いだイタチはだんだん入ってこなくなります。
そのやり方でここ数年、成功していました。

 もちろん、天井裏に上がって、出入りできる隙間を埋めます。

 イタチは毎日はやってきません。数軒から十数件の縄張りがあって
そこを巡ります。だから、一週間に一回の場合もあれば、一ヶ月に
一回の場合もあります。

 ところが、そのお宅、「昼も騒いでました。」「昨日の夜もいたの」
と連日連夜、天井を動き回っているというのです。

■巣を作って、子供を産んでるのだろうか?

 『匂いが効かないはずはない。匂いが薄れた時に入ってきているの
は子供を産んだからだろうか?』とさすがに悩んでしまいました。

 そして、昨日、仕事を終えて、倉庫の整理をしていたら、

「今います」との電話。「わかりました。すぐ行きます」

 伺って、天井裏に上がってみたら、目が光ってます。ライトをあ
てたら、なんと!猫 ではありませんか。

 イタチをねらって猫が天井裏に入り込んだ時に、隙間を埋める作業
をしたようです。だから、出られなくなった猫が連日連夜、走り回っ
ていた・・・というわけです。

 逃げ口を作り、餌を入口近くに置いていたら、出て行きました。

 まったく、人騒がせな猫でした。動物の駆除には苦労します。以前イ
タチと思って処置していたらコウモリが壁の間に巣を作っていたことも
あります。
 
 ともあれ、 一件落着。ミッション・コンプリートです。

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★便利屋つれづれ日記★ vol.53


メインコンテンツ:「2013年スタート」


2013年2月11日発行
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 いろいろと考えるところがあって、メルマガの発行とホームページ
の更新をしばらくお休みしていました。

 それに、パソコンの動きがチョー遅くなって・・・。

 7年前に17万も出して買ったソニーのバイオ、いよいよ作動不能
に。メモリやCPUのレベルがもう今の時代のスペックには合わなく
なってしまいました。

 ネットでノートパソコンを探したら、中古のパソコンでもこの数十
倍の容量を持っていました。持ち歩かないので、無線LANも不要。
ケーブルでつないだ方がネット接続は安定します。

 ということで、今新しい(中古)パソコンをセットし終えて、この
メルマガを作成しています。

 まぁなんと、サクサク動くこと!

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■便利屋始めて7年目

 便利屋を開業して今年で7年目を迎えます。試行錯誤しながらでし
たが、おかげ様で、何とかやってこれたな、という感じです。

 50歳を過ぎてからの独立。

  恥ずかしながら本音を話します・・・。

 本当は、飲食店を開業する予定だったのです。

 ところがその資金数千万円を、先物投資に手をだしてしまい、全部失
い、多額の借金を背負ってのスタートでした。

 資金のかからない独立開業は、私にとっては「便利屋」しかありま
せんでした。

 その借金も、昨年夏で、やっと完済。ホッとしました。

■開業にあたって考えたこと

 「経営理念」・・・個人営業とは言え、仕事を続けていくには最低
必要なことだと考えていました。

 様々な仕事を受ける便利屋、お客様への対応にブレが生じてはいけ
ない。お客様の信頼を得るためにも大切なことです。

 福岡ホームサービス経営理念

 1、小さな仕事を喜んでする
 2、お客様の希望に合わせる
 3、いつも笑顔で迅速な対応
 4、地域社会の交流を大切に
 5、一人ひとりの幸せを願う
 6、日々学び、改善を進める

 そして、人を傷つけたり、法律に触れる仕事はしない。

 仕事上で、さまざまな場面で判断に迷った時、経営理念を読み直し
ました。

 作って良かったなと思っています。

■右近勝吉さん

 この経営理念のもとの一つは「便利屋の元祖」と言われている、
右近勝吉さんの仕事に対する考え方でした。

 15年ぐらい前、学習塾を経営していた頃のつながりで、右近勝吉
さんがゲストの勉強会に参加したことがあります。

 少人数の会でしたので、じっくりとお話する機会がありました。こ
の時は便利屋をするとは考えてもいなかったのですが。

 今思えば、貴重な経験だったと思います。

■地域に根ざして

 右近さんは、東京中野区の中の二つの町内だけで仕事をしています。

 地域の人との支え合いで仕事が成り立っているのです。

 「福岡市東区の便利屋です」と標榜したのは、その考え方に賛同し
たからです。

 以前は遠くまで行ってましたが、最近は福岡市東区内の仕事が8割
近くになってきました。

■新たな展開を

 昨年は、空家管理の仕事の延長で、シェアハウスの運営を始めるこ
とになりました。

 おかげ様で、開業半年で満室となり、現在は空き待ちが数人いる状
態です。

 シェアハウスにあるコミュニテイルームを利用して、地域の人たち
のつながりを大切にしようと、毎月パーティを開いてきました。

 今年は、さらに、一歩進んで、勉強会、研究会などといった会も開
催していこうと考えています。

 今年2013年。人と人との出会いと縁に感謝して、楽しみながら
ら仕事を進めていきたいと考えています。


 おくればせながら、本年もよろしくお願い申し上げます。
 

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★便利屋つれづれ日記★ vol.52


メインコンテンツ:「米国からの圧力」


2012年11月30日発行
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 早いもので、11月も今日で終わり。2012年、あと1ヶ月です。

 若い頃と比べて、時が過ぎ去るのを早く感じます。

 メルマガ発行も月一回のサイクルになってしまいました。1ヶ月を
振り返って月一回の発行が、今の私にはちょうどいいのかも。

 さて、今月を振り返って・・・、気になったのは政治の動き。

 今年買ったアイフォン4S。Twitterやfacebookを自在に活用する
ことができます。おかげで、インターネットの情報がさらに身近にな
りました。

 ツイッターで紹介され、ネットで購入した孫崎享著「戦後史の正体」
を読んで、私は歴史認識をまた新たにしました。米国の圧力は私の想
像以上のものでした。

 そこで今回は、「米国からの圧力」のお話。

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■「格差社会」の現実

 今の若い人たち、4人に1人は派遣社員かアルバイトです。大学を
卒業しても、正社員で就職できるのは6割から7割。正社員になって
も、ブラック企業であったり、サービス残業をしたり、今の仕事の環
境は、ヒドイものです。

 若い人から仕事の依頼がありますが、様子を聞きながら、できるだ
け安くしてあげることが多くなりました。 昔に比べて、米国型の
「格差社会」が進んでいるのを肌で感じます。

 小泉内閣は、それまでの自民党内閣以上に「対米追随政策」を強行
しました。「派遣法の改正」や「郵政改革」等、この頃から米国型の
経済システムを導入するようになりました。

 つまり、アメリカ政府の圧力に負けて、言いなり、になったのです。

■「米国からの圧力」

 関岡英之著「拒否できない日本」を読むと「年次改革要望書」で、
アメリカが日本経済をアメリカの都合のよいように改革を進めてきた
実態がよくわかります。

 アメリカの要望通りにやれば、格差社会はもっと進み、経済全体が
破綻することにつながります。

 「戦後史の正体」には次のように書いてあります。

「米国の目的は明確です。日本の社会システムそのものを変更させて
米国企業が利益を得られるようにする。これは現在のTPPと同じ流
れにあるものです」

「経済的な優位を得るために同盟国をスパイすることがCIAの任務
である。日本は敵としてCIAの工作対象になっていた。」

■抵抗勢力

 あの頃、小泉首相が郵政改革に反対する議員を「抵抗勢力」と呼び、
マスコミも同調する記事ばかりを書いていたのを覚えています。

 日本の経済システムを守ろうとする官僚も「抵抗勢力」として攻撃
されました。

 実態は、アメリカの言いなりに動く人たちのプロパガンダでした。
抵抗勢力こそ、日本を守ろうとした人たちだったのです。

 テレビや新聞は、このことを報道しません。

「米国の意向」について論じることは、日本の言論界ではタブーだか
らです。(戦後史の正体)

 インターネットを通じて、この実態を知る人が増えてきたようです。

■今度の選挙のこと

 「米国からの圧力」を軸に考えると、米国の意向のまま動いている
人か、日本の自主を進める人たち、で分けられます。

 ポイントは、「原発」「消費増税」「TPP」です。

・米国の意向のまま動いている人たち

 現在の民主党政権、自民党、公明党、日本維新の会(橋下・石原)

 (それにNHK等の大手メディア、検察、一部の?官僚・・・)

・日本の自主をすすめようとしている人たち

 日本未来の党(嘉田・小沢)、新党大地、新党日本 

 12月16日には投票が行われます。

■長いものにはまかれろ?

 アメリカ政府の力はまだまだ強大です。日本の大手メディアや検察
をも支配しています。抵抗しようとすれば命の保障もなくなるかもし
れません。CIA怖いです。

 私は小沢一郎はスゴイなと思います。

 「長いもににはまかれろ」と強いものに尻尾をふって従う生き方を
選ぶのか、それとも自主路線を生きるのか。

 私達一人ひとりの人生選択の問題にもつながります。

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★便利屋つれづれ日記★ vol.51


メインコンテンツ:「未収金」


2012年11月1日発行
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 11月1日です。福岡でも気温がぐっと下がりました。二ヶ月前の
あの暑さはどこへやら、本格的に冬支度の季節となりました。

 今日シェアハウス香椎の納戸に扇風機をしまい、ストーブを出しま
した。ゲストルームにはコタツもセットしました。

 今年は便利屋とシェアハウス管理人の二足のわらじ。忙しいですが、
いろいろ自分で工夫できて、けっこう楽しませてもらっています。

 築60年のシェアハウス香椎、漏水の工事、風で飛んだ雨どいの修
理、それに、自分で設計した庭の池づくり・・・、メンテの仕事も便
利屋の知識として役立ちます。

 (参照)http://www.f-sharehouse.jp/category/1576389.html

 楽しくできるのが何よりだと思います。ありがたいことです。

 一ヶ月ぶりのメルマガです。

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 便利屋を開業して7年。ほんとにいいお客様ばかりに恵まれている
なと感謝をしているところでした。

 ところが、今日は早朝の仕事を終えて、未収金の回収に行ってきま
した。二件とも留守でした。

 二件分。合計で12万円。

■代金は現金で

 便利屋の仕事の依頼は個人からがほとんどです。ごく一部を除いて
請け負いや企業からの仕事はしていません。

 支払いは仕事が終わって、仕上がりを確認していただいて、納得し
てその場で、現金でお支払いいただいてきました。
 
 何件か後日支払いというのもありましたが、確実にいただきました。

 「創業以来7年、未収金はありません」というのは福岡ホームサー
ビスの誇りでもありました。

■「来月お支払いします・・・」

 8月の後半のことです。

 40歳代です。「自分で独立して始めたのですが、まだなかなかう
まくいきませんが、必ずなんとか成功させます」

 二件の共通点は、二人とも独立して間もない、ということでした。

 一人は広告会社を辞めて独立、もう一人は仲間と便利屋を始めると
いうのです。

 私も50才を過ぎてからの独立自営業です。最初は大変でしたが、
なんとか借金もすべて返して、普通に生活できるようになりました。

 独立した最初の頃の大変さを、身にしみて、知っています。

 「来月お金が入ったら、必ずお支払いしますから・・・」

 そういう彼らに、応援するつもりで、「ああ、いいですよ」と
こころよく答えました。

 苦労しているようでしたが、希望をもって一生懸命取り組んでい
る様子です。

 彼らに、私なりの独立の心構えやら、ヒントを話してもやりまし
た。

■「すみません。もう少しまってください」

 先月までは、電話にも出て、「すみません。もう少し待ってくだ
さい」と答えます。

 一人は半月ほど前から、留守番電話です。

 おとといの先月末、二人とも、何度電話しても、即留守になりま
す。

 しかたなく、今日回収のための訪問になったのですが・・・。

■独立して成功すること

 個人で独立して成功した話はよく聞きます。

 現実には、成功までつながらないことは多いのだと思います。

 私も便利屋を始めようとした頃は、周りから反対されました。今
なんとか続けられているのは、家族や友人の協力のおかげですし、
よいお客様に恵まれて、幸運だったのかもしれません。

 
 もちろん、彼ら二人が失敗したと決まったわけではありません。
ただ電話に出られないほど、苦境にいるのだと想像できます。

 二ヶ月たって未収金は残ったまま、まだ結論は出せませんが、
何とか、乗り切ることを祈るのみです。

 私もあきらめずに、連絡をし続けてみることにします。
 

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★便利屋つれづれ日記★ vol.50


メインコンテンツ:「あるお得意様」


2012年10月1日発行
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 9月は今日で終わり、メルマガを発行するぞ、と気合を入れていた
のですが、買物に付き合ったり、日常の生活に流されてしまって、パ
ソコンに向った時は、日付が10月1日となっていました。

 9月の気候変化は急でしたね。上旬はまだまだ暑いなと思っていた
ら、台風の通過とともに、朝夕はめっきり涼しくなり、やがて彼岸花
も咲きはじめ、もう長袖を着ている人が多くなりました。

 皆さま、お元気でしょうか。季節の変わり目です。体調を崩さない
ように気をつけてくださいませ。

 私はちょっと突き出たビール腹をさすりながら、この秋、ダイエッ
トを考えています。

 では、今日のメルマガは9月をふり返って・・・。

*******************************

「お得意様」

 何度もご依頼をいただく「お得意様」という存在は本当にありがた
いものだと思います。

 弊社でも、お得意様からのご依頼は、ご新規の依頼を差し置いても
対応するようにしています。

 9月は、6年ぶりのお客様からの依頼があったりで、半分以上がお
得意様からのご依頼でした。

■「あら、ちょうどよかったわ」

 7年前、便利屋をはじめた頃のお話です。

 その頃仕事の依頼はほとんどなく、手作りのチラシを持って、毎日
毎日配り歩いていました。ポストに入れたり、呼び鈴を押して、挨拶
したり、声をかけたりしながら・・・。

 「押し売りはお断りよ。」と、話も聞いてくれなかったり、犬にほ
えられたり・・・、何度かめげそうになりながらも、チラシを配り歩
く日が続きました。

 そんな中、早朝、すぐ近所をポスティングしていたら、ある家で、
年配の女性が庭の掃除をしていました。

「おはようございます。便利屋です。お困りのことありませんか?」

「あら、ちょうどよかったわ。網戸2枚張り替えてくれない?」

「はい、いいですよ。では今からやりましょう」

 網戸を外して、わが家に持って帰り、(その頃は倉庫や作業場も
なく、狭いわが家でなんとかやりくりしていました)午前中に張替
えを終えました。

 依頼が続きました。格子戸をつけたり、ドアの修理をしたり、お
お掃除をしたり、さらに近所のお客様も紹介していただきました。

 1年ほど続いたでしょうか。 でも、それから、ぱったりと依頼
が途絶えてしまったのです。

■「有馬さん。覚えてる?」

 それが、先月9月。「有馬さん。覚えてる? 私。○○よ。」と
電話がかかってきました。

 もちろん覚えています。

「あ~、○○さん。お久しぶりです。」

「有馬さん。まだ便利屋やってるの?」

「はぁ、なんとか続けてます。」

「しばらく留守してたら、シロアリにやられてね。ナントカならん
かしら?」

「はい。わかりました。なんとかしましょう」

シロアリは何度が挑戦しましたが、自分ではなかなか難しいものです。
近所の専門店に依頼して駆除をやってもらいました。

■「もう長くないから」

 久しぶりに会った○○さん。すっかりやせていました。

「ずいぶん。スマートになられましたね」

「やせたでしょ? 私、この前まで入院してたの。すい臓ガンでね。」

「あら~、大変でしたね。」

 88歳になる○○さん。何度か入退院をくり返していたそうです。

「私も、もう長くないから、せめてこの家だけはなんとか残しておこ
うと思って・・・」

 娘さんと息子さんは時々、家に泊まりに帰ってくるそうです。

 シロアリでやられた二階の床の張替えを依頼され、また網戸を二枚
張り替え、他にも小さな仕事をいただきました。
 
 仕事が終わると、お茶をいただきながら、毎回1時間以上もお話を
聞きました。

 戦争時代のこと、息子さんや娘さんのこと、お孫さんのこと・・・。


■「また、うかがいます」

 全ての仕事が完了した日、○○さん、少し寂しそうに、

「有馬さんも忙しそうだけど、また、お茶飲みにおいで」

「はぁ、ありがとうございます。また、伺います」

 

 来月になったら、また、たずねてみようと思ってます。
 

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★便利屋つれづれ日記★ vol.49


メインコンテンツ:「トラブル」


2012年8月19日発行
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 福岡で梅雨が明けたのが確か7月の20日。梅雨の間は猛烈な大雨。
明けてからは猛烈な暑さが続いています。連日35度以上の猛暑日。

 炎天下、草刈り剪定の仕事が続き、毎日が熱中症との闘いです。

 帰宅したら、風呂に入って、冷えたビールを飲む・・・毎日これだ
けが楽しみ。

 今年の夏、真っ黒に日焼けし、私は「飲んだくれの肉体労働者」と
化していました。
 
 そんな生活を続けていたら、本を読んだりブログを書いたりという、
私にとっての「知的作業」が、まったくできません。

 『お盆休みこそは・・・』と思ったものの、また、飲み会が続き、
気がついたら、もう8月19日。
 
 さすがに今日はパソコンに向っています。
 
*******************************

■トラブル続き

 暑さのせいばかりではないでしょうが、今年の夏は仕事上のトラブ
ルが2件続きました。

 早朝6時、チケット購入のための徹夜の並びの仕事を頼んだスタッ
フを迎えに行っての帰り道、電話がなりました。

 「昨日のところ、水が漏れてるそうです。すぐに対処お願い」

 お風呂のシャワーと蛇口の部分の交換をしたのですが、築25年の
マンションで、接続部の配管がかなりサビていたのに気づきました。

 それで、念のためパッキンも交換して、水漏れがないことを確認
したのですが・・・。

■お湯で膨張した配管

 伺うと、下の階のお宅にトイレ部分に水漏れがしていました。

 すぐに下の階の方にお詫びして、水漏れを拭き上げ、善処を約束
して、上の階の水漏れの原因を調べました。

 水とお湯の配管があるのですが、お湯の配管からの水漏れです。

 配管のサビの部分が、お湯で膨張し、水漏れしたようです。

 早速、配管の取替え工事に入りました。
 
■「どうしてくれるんですか?」

 工事を終えて、階下の方へ。再度お詫びに伺うと

「このクロス一年前に変えたばかりなの。張り替えてもらえるんで
しょうね」とかなり語気強め。

 致し方ありません。当方のミスが原因です。早速クロス担当スタ
ッフを呼んで、見積もりです。

 トラブルがあった場合は、お詫びして誠意を持って迅速に対処す
るしかありません。

 一週間後にはクロスの張り替えも終わり、「新しい防水クロスに
なってよかったわ」・・・とのこと。一件落着。

■「ワックスのしかたが気に入りません」

 中古のマンションに引っ越すとのことで、ワックス塗りの依頼を
頂きました。

 気軽に引き受けたのですが、ワックスの付きがどうも悪いのです。

 ハウスクリーニング専門の仲間に聞くと、特殊コーティングした
フローリングには、それ専用のワックスが必要とのこと。

 このマンション、その特殊コーティングしたフローリングでした。

 一週間後、彼の指定するワックスを用意し、一度塗ったワックス
を剥離して、再度塗りなおすという作業を行いました。

 剥離作業は時間がかかります。三人で一日汗だくの作業でした。

 結局、このワックス作業も赤字でした。

■準備と作業後の確認を

 便利屋の仕事の範囲は広いのですが、それでも充分な準備と作業
後の再確認が必要です。それがおろそかになれば、結局、このよう
なトラブルにつながってしまいます。

 トラブルになれば、その回復作業に多くのエネルギーと費用がか
かります。

 準備と作業後の確認を、そして日々の学習を怠りなく。

 便利屋として・・・今年の夏の教訓です。


  時計を見るともう6時過ぎ、今夜はスズメバチの巣の駆除です。
防護服を着るのですが、これまた、汗だくの作業です。

 この暑さいつまで続くのでしょうね。

*******************************
 
「シェアハウスだより」
 
 シェアハウス香椎をオープンして、半年になりました。

 今月で7部屋満室です。ありがたいことに、入居の問合せが続いて
います。おかげさまで、いわゆる「空き待ち」の方が4名。

 スタートした時は不安だったのですが、シェアハウスは今の時代、
若者に受け入れられているのだなと実感しています。

 リビングやコミュニティルームも活用が始まっています。

 興味のある方はホームページをご覧下さい。
 →シェアハウス香椎(http://www.f-sharehouse.jp/

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★便利屋つれづれ日記★ vol.48


メインコンテンツ:「鯛の煮付け」


2012年6月30日発行
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 「さぁて」とパソコンの前に腰を下ろしてカレンダー見たら、今日
は・・・30日。

「あれ~!? 今日で6月終わりか!? もう、一年の半分終わり?」

「早いなぁ・・・、あれ、今月メルマガ発行したっけか?」

・・・ということで、いつもなら、イッパイやってるので、ベッドに

ゴロンと寝るところですが、さすがに今日は寝るわけにもいかんです。

 今月の終わりまで、あと2時間。メルマガを発行しなくては・・・。

 ちょっと酔っぱらってますが、発行することにします。

 
*******************************

■「有馬さん。魚とりに来ない?」

 昨日の夕方のお話。いつも金属や電気製品の不用品を引き取ってく
れる、Tさんから電話が入りました。

 彼女の旦那は、近くの福津市で漁師をやっています。旦那は漁が休
みの時は奥さんがやってる不用品回収の仕事を手伝っています。

 「今度、魚上がったら、有馬さんにあげるね」と言ってくれていた
のですが、

 ナント、今日は、玄海沖でけっこう鯛が釣れたとか。

 「お~! 鯛か。いいねぇ。」

 早速、仕事を終えて、福間漁港まで車を飛ばしました。

■「イッパイもってって」

 福間の小さな漁港に着くと、旦那が「お~、有馬さん。イッパイ
もってって。」と。

 奥さんと両親で魚をトロ箱に詰めているところに行くと。

 なんと! 獲れたての鯛を16匹も、トロ箱に詰めてくれました。

 「若い人がいっぱいいるから、こんくらい持っていき。」

 「ありがとね~。」

 「有馬さん。また不用品出たら連絡してね~。」

 「魚いっぱい獲れたらまた連絡してね~。」

 わが社と取引してもう、4年ほどになるでしょうか。お互いに助
かっています。

■「鯛って知ってる?」

 近所に6匹分けて、3匹はわが家で、残りはシェアハウス香椎の
みんなに料理を作ってやることにしました。

 シェアハウスで、またパーティです。今夜はお魚パーティ。

 ちょうど、ダニエレの友人のスイス人が二人、日本観光に来てい
て、日本の伝統料理を食べさせてあげることにしました。

 テーブルを囲んだのは、スイス人3人。フランス人1人。モーリ
シャス人一人。日本人は私を含めて3人。

 「鯛って知ってる?」

 「わかりません。スイスにはありません」(ドイツなまりの英語です)

 「あっそう。」

■「鯛の煮付け」「鯛のお吸い物」

 「This is  Japanese traditional meal. tai no nituke.」

・・・あやしい英語で説明します
 
 昆布だしを入れて、酒とみりんと薄口醤油で味付けして、ごぼうと
長ネギを一緒に煮て、鯛の煮付けを作りました。

 お吸い物は、ミョウガと裏庭から取った山椒の葉を乗せて・・・。

 我ながら、ナカナカの出来です。

 スイス人のクリスティーン

 「ウ~ン、smells great !」と言いながら、初めてのお吸い物を
味わっています。

■・・・ということで

 ということで、便利屋業と並行して、シェアハウスの管理人をやっ
て毎日楽しいのですが、メルマガを書く時間は、うっかりしてしまう
とスーッと無くなってしまいます。

 また、いい訳書いているようですが、来月からは、フランス人のピ
ェールに「管理人代理」をしてもらうことにして、少し時間を取るこ
とにしました。

 では、来月7月は、必ず2回の発行を・・・。

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★便利屋つれづれ日記★ vol.47


メインコンテンツ:ウソをつかないで生きていく


2012年5月23日発行
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 最近は、スケジュールが詰まっていて、依頼を受けてその日すぐに
動くことができない日が多くなったのですが、昨日は・・・

 午前中の仕事が終わって、倉庫の整理をしていたら

「カラスの駆除はしてもらえますか?」とう電話が入りました。

大きなカラスがビルの階段に迷いこんで外に出られなくなったとのこ
と。天神のビルです。

すぐに、大きな網と伸縮型の長い棒を持って駆けつけました。

5階建ての雑居ビル。階段部分がガラス張りになっていて、1階入口
から入ったカラスが、外に出ようとして5階の天井部分まで上がって
いました。床からの高さは8メートル。

さすがのカラスも透明なガラスは理解できません。

開閉できる窓が無く、外に出られないので捕獲するしかありません。

手伝ってもらって、私が脚立に上がり、網をもって構えました。飛び
回るカラスと格闘すること20分。

 やっと網で捕獲することができました。

こんな時は「やったな!」と思います。まさに便利屋の仕事です。

 カラスは港の近くで放してやりました。

*******************************

■事実を報道しない大手メディア

 先月26日、政治資金報告書に虚偽記載があったとして、検察審査
会から起訴されていた、民主党元代表の小沢一郎氏に対して、無罪の
判決が出ました。

 よかったなと思っています。

 NHKをはじめ報道は「限りなく黒に近い有罪」「政治と金の問題は解
決していない」・・・などという抽象的な表現で、小沢氏が金で政治
を動かしているかのような印象を与える報道をしています。

 テレビの情報を鵜呑みにしている人たちは、「何かすっきりしない
わねぇ」・・・等とアホなコメントをしています。

 ネット他で情報を集めてみると、贈収賄の事実はなく、土地を購入
するために小沢氏が出した4億円が収支報告書に記載時期のズレがあ
るだけ。翌期に記載、不記載ではないのです。

 それが何故、これほどの裁判沙汰になったのでしょうか。

「小沢一郎はなぜ裁かれたか(佐藤優、石川知裕著)」を読みました。

 「法の番人」であるはずの検察が事実を捻じ曲げ、有力な政治家を
故意に貶めようとしている・・・そんな構図が見えてきます。

 NHKをはじめ大手メディアは、その動きに加担するような報道をく
り返しています。 こと政治に関して、事実を報道していません。

 そのような検察のあり方を問題視する報道をするのがメディアの本
来の役割のはずだと思うのですが・・・。

■どうして事実を報道しないのか

 権力や金の力に負けて、自分の信念を捨ててしまう・・・

 政治家の中にはアメリカの圧力に負けて売国的行動をする人もいる
ようです。

 天下のNHKも大手新聞の記者たちも・・・悲しいことです。

 私達国民は事実を知る権利があります。

しかしテレビや新聞しか目にしていない人たちは、ゆがんだ事実しか
知ることができません。

 「情報操作」・・・、戦前や戦中の日本でたくさん行われてきて、
多くの人が、「これではいけない」と思ったはずですが・・・。

 もう世の中、ムチャクチャですね。

■ウソにウソを重ねて

 一旦ウソを言うと、そのウソを正当化させるために、ウソの上塗り
をしなければなりません。

 つらいですね。苦しいでしょうね。

 テレビの国会中継や福島原発の東電や保安院の人たちの様子を見る
とそんなことを思ってしまいます。

 ウソをつかずに、自分に正直に生きる・・・そんなあたりまえの生
き方をすれば、ストレスも無く、楽に生きられると思うのですが。

 今の時代、なかなか難しいことなのでしょうか。

 便利屋という自営業を営み、本音で自分に正直に、ウソをつかずに
仕事ができる今の私の環境はありがたいことなのかもしれません。

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 メルマガ発行が相変わらず遅れ気味です。来月から修正をしていき
ます。


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★便利屋つれづれ日記★ vol.46

メインコンテン:二足のわらじ


2012年4月14日発行
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 メルマガの発行が滞ってしまいました。申し訳ありません。

 桜と花見・・・ここ半月はその関連の仕事にふりまわされていまし
た。ちょっと疲れ気味ですね。


 北朝鮮の衛星打ち上げ(テポドン?)打ち上げ失敗のニュース。ア
ホですね。何ちゅう、つまらん国でしょう。「その金、まずは飢えて
いる国民に回せ」と思います。
 
 消費税を上げ、原発を再開しようとしているこの国の政治家も似た
ようなものですが・・・。

 官僚やアメリカに操られているアホな政治家を見ながら、「我々国
民はしっかりしなければ」とつくづく思う、今日この頃です。


 福岡では、桜は散って、もう葉桜に変わりました。

 みなさまいかがお過ごしでしょうか。

*******************************

■シェアハウス管理人

 便利屋の仕事の延長で、今年からシェアハウスの管理人をやってい
ます。

 4月はじめに3人の外国人が入居し、9日にはオーストラリアから
1人短期滞在で入居しています。現在、シェアハウス香椎の入居者は
5名となりました。

 シェアハウスでは、英語とフランス語とドイツ語が飛び交っていま
す。

 最初が肝心。私はしばらく泊まりこみで相手をしました。

 この時期、便利屋は毎年花見の場所取りや準備の依頼で忙しいので
す。

 6件、合計180名分の準備でした。場所取り、弁当の手配、おで
ん作り、生ビールの手配・・・等など。

 まぁ、半分自分でも楽しみながらですが、その合間に、近所の人も
招待して、シェアハウス香椎でも「花見パーティ」を開催。

 我ながら、よくやりますねぇ。
 
■フェイスブック

 彼らとミーティングしている際に、「フェイスブックに参加したら」
という提案がありました。

 花見も落ち着いた9日のこと。

 スイスから来たダニエレが「アリマサン。フェイスブック、シマス
カ?」と、自分のパソコンを持ってきて、サッサと立ち上げてくれま
した。

 私もシェアハウス香椎も、ついにフェイスブック、デビューです。

 フェイスブックに参加している方、「シェアハウス香椎」「MINORU
AROMA」で検索してみてください。

 インターネットの変化のスピードはすごいですね。この前ツイッタ
ーを始めたばかりでしたが。

■二足のわらじ

 便利屋とシェアハウスの管理、どちらも面白い仕事ですが、二足の
わらじを履くとなると、けっこう大変かなと思っていました。

 しかし、シェアハウスは生活のサイクルができてくると、入居者が
自分達で、いろいろと工夫していきます。掃除も洗濯も、買物もそれ
ぞれお互いに情報交換したり、食事もシェアしながらやり始めていま
す。

 最初は大変でしたが、だんだんシェアハウスも落ち着いてきました。

 入居者が入ればウェルカムパーティ、出て行くときはフェアウェル
パーティ、月に一回はミーティングと全員で掃除。私が主宰するのは
それぐらいで、あとはみながそれぞれやっていきます。

 今年も、もう草刈りの依頼が入りました。便利屋としての通常の仕
事に戻ってもだいじょうぶのようです。

 二足のわらじ、なんとかなりそうです。


******************************* 

 シェアハウス香椎→https://sharehouse-kashii.com/


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★便利屋つれづれ日記★ vol.45

メインコンテンツ:おんぶする


2012年3月7日発行
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 福岡は日曜日から雨が降ったり、曇りだったり、そんな日がずーっ
と続いています。

‘なたね梅雨’と言うのでしょうか。また明日から寒くなるそうです。

 晴れた日が恋しいですね。


 久しぶりの便利屋つれづれ日記の更新です。

 今の時期、天候にも影響されるのでしょうか。少し仕事の間も空い
ています。

 引越しや不用品処分の仕事は来週以降に入っていて、月末はもうお
花見準備の依頼が2件。3月は後半から忙しくなりそうです。


*******************************

■「あのう・・・、3階なんですが」

 「二人でお願いします」との依頼でした。

 「すみません。お金がなくて・・・」二人で行くには、予算不足で
した。

 「わかりました。私一人で行きましょう」

 若い女性が実家から離れて、一人でマンションに引越しです。

 冷蔵庫と洗濯機、机、照明器具、衣装ケースが三つ、他に段ボール
箱が10個。

 荷物を軽トラに乗せて、引越し先にいく途中
 「あのう・・・、3階なんですが、だいじょうぶですか?」

 「エレベータあるんでしょ?」

 「いえ、そのマンション3階建てで、・・・ないんです」

 「え? ・・・まぁ、なんとか、なるでしょう。」

 冷蔵庫以外の荷物はすべて運びあげた後、さぁ、冷蔵庫です。
 
 ロープを取り出し、冷蔵庫に結びつけて、背負って階段を登れるよう
にしました。
 
 一度かついだら、途中で降ろすことはできません。ゆっくりと登って
いきます。

 部屋のドアを開けてもらって、所定の位置に腰を下ろしながら静かに
セットすることができました。

 寒い日でしたが、額に汗をかいていました。

■「だいじょうぶ。合気道二段だから」

 「二階まで、人を上げほしいのですが」若い女性の声でした。

 「夕方しか行けませんが、いいですか?」「はい、けっこうです。」

 夕方6時30分頃、指定された団地に行くと、介護サービスの車がと
まっていました。職員は二人。若い男性と女性です。
 おばあちゃんが、ゆっくりと車椅子に座ろうとするところでした。

 階段の前まで車椅子で移動して、

 「さぁ、おんぶしますよ~。」と車椅子の前にしゃがみます。

 ちょっと不安そうにおばあちゃんが「だいじょうぶですか?」

 「だいじょうぶ。合気道二段だから。」

 二人の職員に助けられて、何とか立ち上がったおばあちゃんは私の
背中に体をあずけました。

 ちょっと太めで60キロぐらいはあったでしょうか。

 階段をあがって、二階の部屋の椅子に下ろしました。

 帰りに、若い男性職員に「あなたでもできたんじゃない?」と聞く
と、

 「いや、・・・自信ありません。」

 おんぶ・・・、まだしたことない、かもしれません。


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 昨日、地方の放送局ですが、RKBテレビの「今日感テレビ」に出
演しました。

 と言っても、私がしゃべったのは20秒ぐらいでしょうか。シェア
ハウスが福岡にも広まりつつある、ということで「シェアハウス香椎」
を紹介してくれました。
 
 撮影に来たのは、もう一ヶ月も前のことでしたが、2時間以上かけ
て撮ったにもかかわらず、オンエアは数分でした。

 そんなものでしょうね。でもおかげで、ホームページへのアクセス
が3倍ほどになりました。

 シェアハウス香椎→http://www.f-sharehouse.jp/


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★便利屋つれづれ日記★      vol.44

メインコンテンツ:やったことのないことを


2012年1月30日発行
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 メルマガ発行がズレ込んで申し訳ありません。

1月は例年、仕事の依頼が少ないのですが、今年は昨年の倍ほどの
依頼が来ています。ありがたいことです。

 実は、シェアハウス香椎の準備がゆっくりできるかな、と勝手に
思っていたのです。

 便利屋の仕事とシェアハウス香椎の準備で毎日バタバタと過ごし
て、気がついたら月末になっていました。

 シェアハウス香椎のホームページができました。ご興味のある方、
よろしければ、ご覧下さいませ。

 ⇒http://www.f-sharehouse.jp/

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■シェアハウス香椎オープン記念ご招待会

 1月22日。シェアハウス香椎のオープン記念ご招待会を行い
ました。

 福岡ホームサービスと管理会社(有)アンカーのお得意様を始め
スタッフや親戚にもシェアハウスの紹介ということで、事前に案
内していました。

 あいにくの雨の中でしたが、おいでいただいた方は20名。

 各部屋を案内して、最後に茶室に案内して、私のへたくそな点
前で、抹茶を差し上げながら、お話をする場を作りました。

 池のある和風庭園を眺めながらのお茶席は、落ち着いた会話が
できて、なかなかいいものです。

 お得意様と仕事以外の話ができて、いつもと違った面をお互い
に知ることができたのは、とても貴重な経験でした。

 茶道という和風文化の素晴らしさを実感した日でした。

■おもてなし

 昨年暮れ、茶道の先生に来ていただき、略式でしたが、茶室で
お点前を見せていただきました。

 風炉(ふろ)を前に、正座して、茶碗と柄杓、茶杓、茶筅など
を静かに扱いながら、お客様の前でお茶を点てます。無駄のない
流れるような動きに、感動を覚えました。

 そればかりではなく、茶室のしつらえ(掛け軸や花瓶に活けた
草花・・・等なども)もまた、大切な要素です。

 水は香椎宮の裏にある「不老水」(日本名水百選)を汲みに行
き、畳を拭き、窓を磨き、お花を活け、風炉に入れる炭をタイミ
ングを計って準備しました。

 まさに「おもてなし」の真髄ではないかと思いました。

■独学で

 茶道の先生のかっこよさを見てから、『よし、やってみよう』
と思い立ち、本とビデオで独習して、道具を揃えて、招待会で実
践してみた、と言うわけです。

 袱紗(ふくさ)の扱い、さばき方だけでも、簡単ではありませ
ん。本を読み、DVDを見て、くり返しやっても、なかなかできま
せんでした。

 ただ、大学時代に合気道をやっていたせいか、正座は慣れてい
たので、その点はよかったのかもしれません。

 正直、冷や汗モノの点前だったのですが、これを機会に今後と
も稽古を続けていきたいものだと思っています。

■やったことのないことを

 便利屋は、依頼される仕事の内容が多種多様です。

 今年で創業7年目を迎えますが、やったことのないことをやる
・・・そのことのくり返しでした。

 一見、できそうもないこと、未経験のことでも、情報を集め、
事前準備をし、ある時はプロに相談して、なんとかできるように
なってきました。

 便利屋は 日々勉強。そして独学が基本です。

 独学でやってみた茶道のお点前もそんな流れからだったかもし
れません。
  

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★便利屋つれづれ日記★      vol.43

メインコンテンツ:一年の締めくくり


2012年1月1日発行
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 明けまして おめでとうございます。2012年です。

 今年のみなさまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 昨年は、結局31日まで仕事でした。依頼されて納品が遅れていた
家具の製作とアンテナの調整、イタチの駆除が仕事納めです。

 今日、元旦は朝から年賀状の印刷と年賀状書きです。

 年賀状を近くのポストに投函し、ついでにビールを買ってきて、
一杯やりながら、今このメルマガを書いています。
 
 年賀状を書きながら見ていたのは元旦恒例の実業団駅伝。日本の
名だたる一流ランナーが集まっていました。明日とあさって箱根駅
伝があります。楽しみですね。

 3日まではテレビでも見ながらゆっくり休む予定です。

 しかし、ひょっとしたら昨年のように緊急の仕事が入るかも知れ
ませんが・・・。


******************************

■一年の締めくくり

 日本人は昔から、正月を大切にしてきました。

 年の暮れは身の回り、家を大掃除をして、その年の汚れを祓い。
そして自分自身を清めて、心を改めて、新たな年を迎えます。

 よい伝統だと思います。

 年中仕事をしている便利屋でも、元旦は一つの節目だと考えて
います。

 昨年12月はお掃除の依頼が例年に比べて多かったです。

 新しい年を気分よく迎えられるよう、スタッフともども一所懸
命に汚れを取りました。

■10人のスタッフを集めて

 福岡市のある専門学校からの依頼で、9階建てのビルの9階から
2階まで、教室の掃除をするという、大掛かりな依頼を受けて実
施したのは、26日のこと。

 前もって、洗剤や掃除道具を持参して事前作業を行ったり、ガ
ラス用のスクイジー等道具や洗剤を手配したり、大変でした。

 当日は作業前30分ほど掃除の目的や作業内容の打ち合わせを
全員揃ってやりました。

 でもおかげで予定より1時間早く終了して、追加の依頼にも対
応することができました。

 「ありがとうございました」と、玄関まで我々スタッフを見送
っていただきました。

 しかし、反省材料もありました。来年はもっとキレイに汚れを
取ることができる工夫を、いくつか発見することもできました。
  
■水周りお掃除パック

 夫婦で働いていて、なかなか掃除をする暇がない。そんなご家
庭から、トイレと風呂と台所だけ掃除してください、という依頼
をうけました。

 私どもハウスクリーニングでよく言う、「水周りお掃除パック」
です。この水周り、キレイになるとほんとにうれしいものです。

 ガスレンジや換気扇の分解掃除に始まり、お風呂のカビや水垢
までを徹底的に取ります。

 普通の掃除では簡単には取れないこのような汚れをキレイに取
るのはプロの掃除屋としての腕の見せどころです。

 油やススのこびり付いた分解した部品をアルカリ性の洗剤溶液
を加えた湯の中に浸しておきます。油分がやわらかくなったとこ
ろで工具を使って・・・、長くなりますので、このくらいで。

■汚れたクロス(壁紙)は

 いろんな掃除をしていて発見した秘訣を、一つだけ教えます。

 白い壁紙についた汚れがあります。タバコの煙による黄ばみな
ども、けっこうあきらめている人が多いと思います。

 カビキラーが効果的です。漂白作用もあるのでカビや汚れをけ
っこう簡単に取って、白い壁紙を再現することができます。

 壁紙の質や、洗剤の濃度の調整は必要です。見えないところで
試してみてから、使ってください。

 ただ色のついたじゅうたんや服についたら漂白されて白くなっ
てしまいます。それだけは注意を払って使わなければなりません。

■お掃除は好きです

 お掃除は好きな仕事の一つです。汚れがひどいほど燃えます。

 結果が目に見えてすぐわかるところがいいですね。

 お客様に「わ~。キレイになって!」と言っていただくと、実
にうれしいものです。 
 
 ふと、パソコンの周りを見ると、ホコリだらけ。明日は私のパ
ソコン周りを掃除することにします。
 
 ではみなさん、今年も、あらためて、よろしくお願い申し上げ
ます。

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★便利屋つれづれ日記★      vol.42

メインコンテンツ:何のために仕事するの?


2011年12月17日発行
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 福岡は昨日から少し冷え込んできました。全国的にも寒波到来の
ようです。

 昨日は松の剪定。風の吹く中、脚立の上での手作業でした。松の
手入れの場合、体をあまり動かしません。う~。寒かったです。

 最近日照時間が少ない日が続きます。この時期は陽の光が恋しい
ですね。小春日和が欲しいところです。

 夜はお風呂にゆっくりと入りました。本を持ち込んで、湯舟の中
で1時間ほど。体がぽかぽかしてきました。

 今月はスケジュールが詰まってしまいましたが、来年になったら
またゆっくり温泉にでも行きたいものです。

 みなさまも風邪などひかれないよう、体を温めるなどしてご自愛
くださいませ。
 

******************************

■「え~? 10万円!?」

 あるお宅で、不用品の回収をしながら、庭木の伐採の跡があった
ので、尋ねてみました。

「庭の生垣の木は全部伐採されたのですか?」

「えぇ、ご近所に迷惑がかかっててね。10万円もかかったのよ」

「え~? 10万円? それはいい値段ですねぇ」

 伐採された木の太さをみて、伐採と処分代でわが社では高くても
6万円ぐらいだと判断しました。

 見積もりのやり方はいろいろあるのでしょうが、あまり利益が多
すぎるのもいかがなものかと思いました。

■「キャンセル料?」

 昨日の昼頃、午後伺う予定のお客様から電話がかかってきました。

「すみません。急な事情で今日はキャンセルしてください。でキャ
ンセル料払います。おいくらでしょうか?」

「いえいえ。けっこうですよ。また次に何かありましたらご連絡く
ださい」

 その会話を聞いていた、便利屋修行中のN君。

「キャンセル料をとる便利屋さんがあるそうですね」

「便利屋がキャンセル料? へぇ・・・」

 私はキャンセル料を頂くなど考えたこともありませんでした。

■何のために仕事をするのか

「便利屋の仕事の目的はねぇ・・・」私はN君に、話はじめました。

 便利屋の仕事の目的は、お客様に喜んでもらうこと。そして信頼
関係を結んで、また次に何か困った時に、仕事を依頼してもらうこ
とだと思うんだ。

 お金を稼ぐことが目的ではないよ。だから、キャンセル料なんて
考えたこともない。利益は多すぎてもいけない。適正にいただくこ
とだと思うよ。

 お得意様からの仕事で、少しでも迷惑かけてしまった時など、お
金をいただかないこともある。

 お客様に満足してもらうこと。感動してもらうこと。そのために
誠心誠意仕事をして、お客様から信頼を得て、また次に依頼しても
らえるようにすること。・・・じゃないかな。

 これって、とても大切なことじゃないかなぁ。

 昨日、車の中で、便利屋修行中のN君に、そんな話をしていました。

 

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★便利屋つれづれ日記★      vol.41

メインコンテンツ:シェアハウス香椎


2011年11月27日発行
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 例年11月は少しヒマになるのですが、今年はどういう訳か、毎日
仕事があります。今日も午後から仕事となり、これで27日連続。

 休みの日は映画を見たり、温泉に行ったりするのですが、それも
かないません。まぁ、仕事ができるというのはありがたい事です。

 お客さまのお困りごとを解決する便利屋稼業、同じ仕事のくり返
しは一つとしてなく、毎日飽きることはありません。

 今月から「便利屋をやりたい」と弟子入り志願者が、毎日私の仕
事にくっついて来ています。

 彼曰く「休むより仕事している方がいいです」・・・日々変わる
仕事に驚きながらも、一所懸命覚えようとしています。

 仕事を教えながら、便利屋として大切なことは、「あらゆること
に臆せずやってみようとする姿勢」であると、つくづく思います。

******************************

■「庭木の剪定の見積もりをしてもらえませんか?」

 3年ほど前のこと。庭木の剪定と草刈りの見積もりを依頼されま
した。京都弁の方でした。

 香椎宮近くのその家に伺ってみると、まぁ何と! 二階建ての大
きな家で、周囲の庭は、雑草が生い茂り、庭木や笹が伸び放題。裏
庭はまるでジャングルでした。

 剪定の仕事を一緒にしている造園屋の松元君を連れて見に行った
のですが、「有馬さん、これは大変ですよ」と言うほど。

 それから数ヶ月がたって、

「切った枝の処分をしてもらえませんやろか」と電話がかかってき
ました。 

 プロが尻込みするほどの庭を、京都から来られて、何と!自分た
ちで手入れをされたのでした。  

 処理した量は、2トントラック3台分。

■モラロジー

 その家は古いですが、立派な造りをしています。部屋数はリビン
グも含めると12もあり、風呂が二つ、トイレが三つ。

 20畳ほどの座敷に面した外には、鯉が泳ぐ池があり、庭石を配
した立派な日本庭園もあります。

 聞けば、モラロジーという社会教育団体の福岡の拠点となってい
た家でした。

 モラロジー研究所とは、儒教や仏教の考え方をベースに人間の生
き方から経営のあり方まで研究する公益団体法人。

 参照「モラロジー」→http://www.moralogy.jp/

 そのせいでしょうか。庭や家の中を整備すると、とてもいい雰囲
気を醸し出しています。

■「この家の活用方法を考えてください」 

 次は「有馬さん、この家の活用方法を考えてもらえませんか」と
いう依頼です。

 不動産屋をしている従兄弟にも相談して、いろいろと検討して、
とりあえず、短期で貸すことにしました。

 4年ほど空き家だったために、家の補修が必要でした。その管理
も兼ねて、入り口横の倉庫をお借りすることにしたのが、昨年の暮
れのことです。

 今年半年間借りていた方が今月で引越し。『さて、その後はどう
するか・・・』
 
 広いリビングもあり、個室もある。家の造りから、「シェアハウ
ス」として活用しては、というアイデァが出てきました。

■シェアハウス香椎

 オーストラリアに留学中、シェアハウスに住んでいたことのある
娘にも意見を聞き、日本でのシェアハウス事情もいろいろ調べてみ
ました。

 外国でさかんなシェアハウス。日本でもかなり普及してきている
ようでした。

 京都のオーナーの承諾もいただき、この家の良さを活かしたシェ
アハウスを始めることにしました。

 「シェアハウス香椎」と名前付け、広い座敷をコミュニティスペ
ースとして使い、庭ではガーデニングや家庭菜園も楽しめる・・・
そんな、シェアハウスを2012年からスタート予定です。

 今、庭の造り換えをし、家具や備品もそろえています。

 来年一月にはシェアハウスオープン記念パーティを企画していま
す。

 また一つ、楽しみな仕事が増えました。


●追加記事
シェアハウス香椎のホームページが出来ました⇒シェアハウス香椎 
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★便利屋つれづれ日記★      vol.40

メインコンテンツ:モノにあふれる日本


2011年11月9日発行
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 先週伺ったお宅、、松ノ木が4本あるというので、職人二人を連
れて、剪定に行ってきました。

 一人は70歳を過ぎたベテランで、さすがに手際よく手入れをし
ていました。

 お昼に縁側にテーブルを出していただいたので、三人で囲んで弁
当を食べながら話を聞いていると・・・、

 彼は夕食を済ますとしばらくして寝てしまうとか。でも午前2時
頃には起きて活動していると言います。

 歳をとると朝型になる人が多いようです。

 私も最近は9時頃には寝て、朝5時前には目が覚めます。フラっ
と外に出てみると、まだ真っ暗ですが、散歩している人がけっこう
います。

 11月9日午前4時過ぎ。今、パソコンに向かっております。

******************************

■「地球家族 - 世界30か国のふつうの暮らし」

 15年ほど前に読んだ本(写真集)で、印象的だったものがあり
ます。

 「地球家族 - 世界30か国のふつうの暮らし」マテリアルワール
ドプロジェクト著

 各国の一般的な家庭を選んで、家の中のもの全て(家具から食器
まで)を家の前に出して、住人と一緒に写真を撮る、というもの。

 一番モノが多かった国はどこだと思いますか?

 ・・・それは日本でした。

 他の国と比べてあふれんばかりのモノに囲まれて生活しているの
がよくわかります。

 世界の一般の家庭と比べて、その生活はずいぶん違うのだと思い
ました。

■あふれているモノ

 便利屋という商売柄、いろんなお宅に伺うことが多いのですが、
どこのお宅もモノにあふれているのを実感します。

 何年も着ずタンスに眠ったままの衣類、食器棚の中には使われ
ていない皿、机の引き出しにはたくさんの文房具。

 空き箱や袋などの山、開封しないまま置いているプレゼントの品
 
 庭にはたくさんの植木鉢やプランター、開けない倉庫の中には何
があるのかさえ忘れている人もいます。

 ・・・そういえば、去年は「断舎利」ということばが一時ブーム
になりましたが。※訂正「断舎離」
 
■GDP そして 景気

 戦後、モノがなかった時代。という言葉をよく聞きます。

 しかしそれから、私たち日本人は欧米に追いつこうとしたのでし
ょうか。多くのモノを作り、売り、そしてたくさん買いました。

 そんな意味では、日本人は資本主義の優等生だったのかも知れま
せん。

 景気をよくするためには、消費を増やさないと・・・経済学者が
よく言う言葉でもあります。 

 GDPはアメリカに次いで二番目の日本・・・この言葉の意味を
モノであふれる日本の家庭を見て、実感します。

■資本主義って?

 テレビのコマーシャルは相変わらず、毎日「買って、買って」と
叫んでいます。

 そして、一方、日本中の街で、不用品回収の車が走り回っていま
す。

 景気沈滞気味のアメリカは、多国籍企業の圧力をバックに、TP
Pに日本を強引に参加させ、私たち日本人に、モノをもっともっと
たくさん買ってもらうつもりのようです。

 この「資本主義」とやらのしくみ、何やら、行き詰まりつつある
ような気がしているのは、私だけでしょうか。

 
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★便利屋つれづれ日記★      vol.39

メインコンテンツ:「マスコミにだまされる」


2011年10月26日発行
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 10年くらい前に「椎間板ヘルニア」をやったおかげで、今でも
たま~に、腰に違和感を感じる時があります。

 そんな時は近くの整形外科に行って、機械で腰を伸ばしてもらい、
電気治療も受けます。それで、ほとんど回復します。

 先日久しぶりに行ったので、先生の診察を受けました。
 
 診てもらいながら、「先生。TPPに日本が参加すると、医療はど
げんなるとですかねぇ?」と、ふと聞いて見ました。

 「あのね、有馬さん。今日本の医療も問題なのね。でもアメリカ
の混合診療というのは・・・」

 それから先生の話は止まりません。ナント1時間近く。他の患者
さんも待っているので、私は腰を半分上げながら聞いていました。


 話の内容は多すぎて書けませんが、結論として・・・「TPPはア
メリカ側の押し付けが多い。もっと慎重に検討したほうがいい。今
はやめたほうがいい」ということに。

 今回のメルマガは、久しぶり政治マスコミネタです。

******************************

■独裁者カダフィ大佐死亡

「リビアは女性の権利を守る国として有名だった。石油の富で医療、
教育を無償化し、失業者には無償で住宅を提供、生活必需品は安価
に統制。だがフセインに続いてカダフィも、独裁者としてメディア
に描かれ同じ結末に。同じ理由で。」

「貧乏大国アメリカ」の著者、堤未果氏のツィッターでのつぶやき
です。

 その時のNHKのテレビ報道では・・・、

 カダフィ氏の血まみれの様子と、カダフィ大佐の死を喜ぶ民衆?
の映像を何度も流していました。

 その映像だけを見た人は、『へぇ~、独裁者が死んでよかったん
だな』としか思わないでしょう。

 日本のマスコミの偏向報道の実態は、本当にヒドイものです。

■なぜ、ありのままを報道しない?

 今回のリビアの「革命」?はカダフィ政権の反体勢派だけででき
たのではありません。

 フランス、ドイツを中心としたNATO軍が、後方からミサイル攻撃
をはじめとし、アメリカ軍の無人攻撃機がピンポイントでの攻撃を
くり返したからです。

 圧倒的な軍事力を持つ欧米の暴力の実態を認識しなければなりま
せん。

 10年前、イラクの独裁者?サダムフセインがアメリカ軍の侵攻
で、最後に処刑されました。

 アメリカ軍侵攻の理由は「大量破壊兵器がイラクにある」という
ものでした。しかし、数年後に「大量破壊兵器はなかった」とアメ
リカ政府が認めています。

 イラクの油田が多くアメリカ資本のものになってしまった後に、
です。

 マスコミはなぜありのままを報道しないのでしょうか。アメリカ
政府からの圧力があるからでしょうか。「報道の自由」って何?

■まやかしの言葉

①原発推進派は
「原発を廃止して、原始時代に戻すつもりですか?」

②TPP推進派は
「日本はTPPに参加して、第二の開国をしなければなりません。」

・・・マスコミで大きく報道されるこれらのまやかしの言葉。

※「まやかし」ごまかすこと。いんちき、にせもの(大辞林)

①に対して・・・

 「じゃぁ、原発のないノルウェーやイタリアは今原始時代か!」

②に対して・・・

 「自由貿易を推進するWTO(世界貿易機関)加盟は発足当時
からだったけど、それで、日本は鎖国してたの?」

 う~ん。もっと書きたいけど、今日はここまで。

****************************

 前号で長女の結婚式のことを書きました。

 わが娘の結婚式ながら、いい雰囲気の結婚式でした。

 その時の写真家が写真をサイトにアップしてくれています。

 「グロリアーレ」で検索

 坂戸家・有馬家 結婚披露パーティ 

  閲覧パスワード「00092237uhsv7n」で入れます。

 興味のある方、覘いてみてください。11月24日まで。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
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