便利屋という仕事も、始めた頃「なんで、そんな仕事を・・・」と言われ、傷ついたことがあります。

今日は二日間かけた遺品整理の仕事を終え、依頼人から「ありがとうございました」の言葉をいただきました。

故人の思い出のつまった遺品をどのように処理するか。今回は依頼人と数回の打合せをし、作業内容も一緒に考えて、という手順をふんでよかったなと思いました。
そのような意味では納棺師の仕事とつながる部分があるようです。

「老、病、死」・・・人間、誰でも避けることはできないこと。

 若い頃の私には、どこか遠い話だったのですが、

10年前に兄を亡くし、先月ガンのいとこを見舞い、今認知症の義母とともに生活をしています。

５０歳代の後半となり、私自身の老いも感じつつある、今日この頃です。

老いや死は忌み嫌うものではなく、受け入れて生きていくものではないでしょうか。

人の意識は、肉体が死んでも、消えることなく、さらなる進化に向かう・・・と私は、どこかで信じて生活しています。

・・・そんなことを、考えさせてくれた映画でした。

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