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小さな仕事を喜んでする
何度か依頼をいただいている呉服町のおばあちゃんから、鍋の修理依頼がありました。
片手鍋二つと両手鍋一つです。
取っ手がグラついて、両手鍋はアルミの金具が無くなって紐で結んでありました。
「大きさがちょうどで、使い勝手が良くてね」「捨てられなくてね」
片手鍋は修理できたのですが、困ったのは両手鍋のほうです。
そのアルミの金具はもう製造していないものでした。
しかたなく、アルミの板から板金加工作業することにしました。
アルミは普通の溶接ができないので、穴を開けてネジで止めて・・・これがけっこう手間がかかりました。
「あ〜ら、ちゃんとなって! ありがとー」
今は100円ショップにも鍋を置いてる時代。新しく買った方が安かったのかもしれません。
おばあちゃんにとっては、昔から使い慣れている鍋のほうがよかったのでしょう。