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★便利屋つれづれ日記★ vol.40
メインコンテンツ:モノにあふれる日本
2011年11月9日発行
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先週伺ったお宅、、松ノ木が4本あるというので、職人二人を連
れて、剪定に行ってきました。
一人は70歳を過ぎたベテランで、さすがに手際よく手入れをし
ていました。
お昼に縁側にテーブルを出していただいたので、三人で囲んで弁
当を食べながら話を聞いていると・・・、
彼は夕食を済ますとしばらくして寝てしまうとか。でも午前2時
頃には起きて活動していると言います。
歳をとると朝型になる人が多いようです。
私も最近は9時頃には寝て、朝5時前には目が覚めます。フラっ
と外に出てみると、まだ真っ暗ですが、散歩している人がけっこう
います。
11月9日午前4時過ぎ。今、パソコンに向かっております。
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■「地球家族 - 世界30か国のふつうの暮らし」
15年ほど前に読んだ本(写真集)で、印象的だったものがあり
ます。
「地球家族 - 世界30か国のふつうの暮らし」マテリアルワール
ドプロジェクト著
各国の一般的な家庭を選んで、家の中のもの全て(家具から食器
まで)を家の前に出して、住人と一緒に写真を撮る、というもの。
一番モノが多かった国はどこだと思いますか?
・・・それは日本でした。
他の国と比べてあふれんばかりのモノに囲まれて生活しているの
がよくわかります。
世界の一般の家庭と比べて、その生活はずいぶん違うのだと思い
ました。
■あふれているモノ
便利屋という商売柄、いろんなお宅に伺うことが多いのですが、
どこのお宅もモノにあふれているのを実感します。
何年も着ずタンスに眠ったままの衣類、食器棚の中には使われ
ていない皿、机の引き出しにはたくさんの文房具。
空き箱や袋などの山、開封しないまま置いているプレゼントの品
庭にはたくさんの植木鉢やプランター、開けない倉庫の中には何
があるのかさえ忘れている人もいます。
・・・そういえば、去年は「断舎利」ということばが一時ブーム
になりましたが。※訂正「断舎離」
■GDP そして 景気
戦後、モノがなかった時代。という言葉をよく聞きます。
しかしそれから、私たち日本人は欧米に追いつこうとしたのでし
ょうか。多くのモノを作り、売り、そしてたくさん買いました。
そんな意味では、日本人は資本主義の優等生だったのかも知れま
せん。
景気をよくするためには、消費を増やさないと・・・経済学者が
よく言う言葉でもあります。
GDPはアメリカに次いで二番目の日本・・・この言葉の意味を
モノであふれる日本の家庭を見て、実感します。
■資本主義って?
テレビのコマーシャルは相変わらず、毎日「買って、買って」と
叫んでいます。
そして、一方、日本中の街で、不用品回収の車が走り回っていま
す。
景気沈滞気味のアメリカは、多国籍企業の圧力をバックに、TP
Pに日本を強引に参加させ、私たち日本人に、モノをもっともっと
たくさん買ってもらうつもりのようです。
この「資本主義」とやらのしくみ、何やら、行き詰まりつつある
ような気がしているのは、私だけでしょうか。
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