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★便利屋つれづれ日記★ vol.51
メインコンテンツ:「未収金」
2012年11月1日発行
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福岡ホームサービスホームページ http://www.f-homeservice.jp/
著者へのメール minoru88@s7.dion.ne.jp
11月1日です。福岡でも気温がぐっと下がりました。二ヶ月前の
あの暑さはどこへやら、本格的に冬支度の季節となりました。
今日シェアハウス香椎の納戸に扇風機をしまい、ストーブを出しま
した。ゲストルームにはコタツもセットしました。
今年は便利屋とシェアハウス管理人の二足のわらじ。忙しいですが、
いろいろ自分で工夫できて、けっこう楽しませてもらっています。
築60年のシェアハウス香椎、漏水の工事、風で飛んだ雨どいの修
理、それに、自分で設計した庭の池づくり・・・、メンテの仕事も便
利屋の知識として役立ちます。
(参照)http://www.f-sharehouse.jp/category/1576389.html
楽しくできるのが何よりだと思います。ありがたいことです。
一ヶ月ぶりのメルマガです。
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便利屋を開業して7年。ほんとにいいお客様ばかりに恵まれている
なと感謝をしているところでした。
ところが、今日は早朝の仕事を終えて、未収金の回収に行ってきま
した。二件とも留守でした。
二件分。合計で12万円。
■代金は現金で
便利屋の仕事の依頼は個人からがほとんどです。ごく一部を除いて
請け負いや企業からの仕事はしていません。
支払いは仕事が終わって、仕上がりを確認していただいて、納得し
てその場で、現金でお支払いいただいてきました。
何件か後日支払いというのもありましたが、確実にいただきました。
「創業以来7年、未収金はありません」というのは福岡ホームサー
ビスの誇りでもありました。
■「来月お支払いします・・・」
8月の後半のことです。
40歳代です。「自分で独立して始めたのですが、まだなかなかう
まくいきませんが、必ずなんとか成功させます」
二件の共通点は、二人とも独立して間もない、ということでした。
一人は広告会社を辞めて独立、もう一人は仲間と便利屋を始めると
いうのです。
私も50才を過ぎてからの独立自営業です。最初は大変でしたが、
なんとか借金もすべて返して、普通に生活できるようになりました。
独立した最初の頃の大変さを、身にしみて、知っています。
「来月お金が入ったら、必ずお支払いしますから・・・」
そういう彼らに、応援するつもりで、「ああ、いいですよ」と
こころよく答えました。
苦労しているようでしたが、希望をもって一生懸命取り組んでい
る様子です。
彼らに、私なりの独立の心構えやら、ヒントを話してもやりまし
た。
■「すみません。もう少しまってください」
先月までは、電話にも出て、「すみません。もう少し待ってくだ
さい」と答えます。
一人は半月ほど前から、留守番電話です。
おとといの先月末、二人とも、何度電話しても、即留守になりま
す。
しかたなく、今日回収のための訪問になったのですが・・・。
■独立して成功すること
個人で独立して成功した話はよく聞きます。
現実には、成功までつながらないことは多いのだと思います。
私も便利屋を始めようとした頃は、周りから反対されました。今
なんとか続けられているのは、家族や友人の協力のおかげですし、
よいお客様に恵まれて、幸運だったのかもしれません。
もちろん、彼ら二人が失敗したと決まったわけではありません。
ただ電話に出られないほど、苦境にいるのだと想像できます。
二ヶ月たって未収金は残ったまま、まだ結論は出せませんが、
何とか、乗り切ることを祈るのみです。
私もあきらめずに、連絡をし続けてみることにします。
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